赤ちゃんが産まれたら母乳をたっぷりあげて、すくすく育てたい。妊娠前・出産前の女性のほとんどが、出産・育児に対してそんな漠然としたイメージを抱いているのではないだろうか。私もその一人だった。 妊娠初期の頃から、乳首や乳輪はでかくなり、検診の際の母乳外来では助産師から「これなら問題なく母乳出そうだね」とお墨付きをいただいていた。産まれた我が子も4キロ近くある大きな男の子で、生後間もない息子を初めて抱いた夫の動画にも、「おっきな子だからおっぱいも上手に飲めそうですよ~♪」という助産師の声が入っていた。 母子ともに、(授乳に於ける)条件的には一見まるで問題なし。傍から見れば、当たり前で何てことない幸せな光景だろう。しかし、この「当たり前」に苦しまされる日々が産後間もない私を待っていた……。 初乳を与えたのは産後2日目。最初は助産師の乳首殺し(私はそう呼んでいたのだが……いわゆる乳腺を開通?させる儀
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