近年、常温で販売され、自宅で凍らせて食べるアイス商品が増えている。いっぱいになりがちな冷凍庫のスペースを気にせずに、常温でストックできることなどから支持を集める。国産素材を使用した商品も続々登場。家庭用に加えて夏のギフト商品としても需要が高まっている。 【画像】「凍らせて食べる すいかあいす」 家電製品の輸入・販売などを行うハイアールジャパンセールス(大阪市)が2022年に全国の子どものいる家庭を対象に実施したアンケートによると、全体の76・8%が家庭にある冷凍室の中が「いっぱい・ややいっぱいだと感じる」と回答。18年に実施した同調査からは8・7ポイント増加した。 冷凍室がいっぱいになる理由では「冷凍食品の購入量が増えた」が最も多かった。新型コロナウイルス下での内食需要の増加が、「家庭における冷凍庫の容量不足につながっている」と同社は分析する。 多くの家庭が自宅の冷凍庫の容量不足に悩む中、