著: オカモト”MOBY”タクヤ 千葉県市川市出身、実家の最寄駅はJR総武線・都営新宿線の本八幡駅。東京駅まで30分、新宿駅まで40分、母校である早稲田大学には実家から通っていた。最近は駅前の再開発もあり、人気も上昇中らしいのだけど、プロのバンドマンとしてやっていく=終電など関係ない世界でやっていくには本八幡はちょっと遠かった。 2002年1月、両親から半ば勘当される形で家を追い出され、月給15万で一人暮らしをするにあたり、以下の条件で住む街を決めた。 ・バンドのリハーサル(平たく言えば練習)を行うスタジオに近い ・都内でのライヴやレコーディング、あるいは地方遠征から機材車(バンドの移動は九分九厘ハイエース)で都内戻り→家の近所まで送ってもらう際になるべく迷惑がかからない ・業界の友人や関係者の方々との打ち合わせ(という名の呑み会)に行きやすい ・部屋は狭くても良いから何とか風呂は確保 ・