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漢文に関するtweakkのブックマーク (9)

  • 漢文訓読の歴史 日本漢文の世界 kambun.jp

    第一部 日文化と漢字・漢文 第四章 漢文訓読について (12)漢文訓読の歴史 さてここで、漢文訓読の歴史について簡単に触れておきます。 漢文訓読はいつから行われているのでしょうか? 興味ある問題ですが、漢文訓読がいつごろから始まったかは明らかではありません。応神天皇の15年(西暦284年)に、百済(くだら=当時朝鮮半島にあった国)から来日した王仁(わに)によって、『論語』と『千字文』がもたらされた時、すでに訓読の方法があったという説さえあります。 それはありえないとしても、推古朝にはすでに漢文訓読が行われていた形跡があります。奈良時代末期から平安時代になると、仮名や「ヲコト点」、返り点などを漢文に直接書き込んだ「訓点資料」が現れます。これらの「訓点資料」により、当時の訓読がどんなものであったかを知ることができます。 ヲコト点の図 上の図は、『群書類従』の巻四百九十五(第二十八輯)にある『

  • 万葉集なのに漢文ですか|作業員

    万葉集には和歌に付けられた漢文が適切に読めなければ、その歌をきちんと解釈出来ない歌があります。最初に紹介する大伴池主が大伴家持に贈った歌四首もそうです。問題は、鎌倉時代から昭和時代までは、基的に和歌の前に置かれた解説文となる、いわゆる、前置漢文の序文などは万葉集の和歌の鑑賞の時には考慮しない伝統があり、そのため、漢文と和歌とを一体として扱うことはしませんでした。加えて長歌や旋頭歌などは古今和歌集の短歌とは違うスタイルですので、それを和歌として適切に評価はしませんでした。また、和歌の鑑賞では古今和歌集以降の短歌だけを和歌として鑑賞するスタイルであり、同時に短歌一首ごとに単独にそれを鑑賞し、数首が一つのテーマでまとまった歌群のような形で一つの歌群として鑑賞することもしません。最大の可能性が古今和歌集でも扱われる相聞歌について、それを相聞の和歌として二首を一組として鑑賞します。時代として、古今

    万葉集なのに漢文ですか|作業員
    tweakk
    tweakk 2024/06/21
    “鎌倉時代から昭和時代までは、基本的に和歌の前に置かれた解説文となる、いわゆる、前置漢文の序文などは万葉集の和歌の鑑賞の時には考慮しない伝統があり、漢文と和歌とを一体として扱うことはしませんでした”
  • 漢文の訓読はいつから始まりましたか - ことばの疑問 - ことば研究館

    漢文訓読にはさまざまな方法があった 漢文の訓読と言ったときに、みなさんは学校教育で学んだ決まりを思い浮かべることでしょう。例えば、句読点や返点(レ点、一二点、上下点)、送り仮名などの使い方です。これらのきまりは中学校一年の「国語」で扱われています。 このようなきまりが学校教育の中で統一されたのは、文部省からの調査嘱託を受けた服部宇之吉(1867-1939)らが明治45年(1912)3月29日に報告した「漢文教授ニ関スル調査報告」以後のことです。この報告書の全文は『官報』第8630号に掲載され、国立国会図書館デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2951987)でご覧になれます。それ以前は、同じ訓読といっても実にさまざまな方法があって、しかも流派(学派)ごとに読み方が違っていたようです。 服部宇之吉 (『日華学会二十年史』国立国会図書館

    漢文の訓読はいつから始まりましたか - ことばの疑問 - ことば研究館
    tweakk
    tweakk 2024/06/21
    「「返点などの訓点が付いているもっとも古い文献は『続華厳経略疏刊定記巻第五』です。巻末に奈良時代末期の延暦二年(783)と延暦七年(788)に漢文の本文を新羅の正本、唐の正本と対校したという奥書があり」
  • 漢文の訓読はいつから始まりましたか - ことばの疑問 - ことば研究館

    漢文訓読にはさまざまな方法があった 漢文の訓読と言ったときに、みなさんは学校教育で学んだ決まりを思い浮かべることでしょう。例えば、句読点や返点(レ点、一二点、上下点)、送り仮名などの使い方です。これらのきまりは中学校一年の「国語」で扱われています。 このようなきまりが学校教育の中で統一されたのは、文部省からの調査嘱託を受けた服部宇之吉(1867-1939)らが明治45年(1912)3月29日に報告した「漢文教授ニ関スル調査報告」以後のことです。この報告書の全文は『官報』第8630号に掲載され、国立国会図書館デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2951987)でご覧になれます。それ以前は、同じ訓読といっても実にさまざまな方法があって、しかも流派(学派)ごとに読み方が違っていたようです。 服部宇之吉 (『日華学会二十年史』国立国会図書館

    漢文の訓読はいつから始まりましたか - ことばの疑問 - ことば研究館
    tweakk
    tweakk 2024/06/16
    「返点などの訓点が付いているもっとも古い文献は『続華厳経略疏刊定記巻第五』です。巻末に奈良時代末期の延暦二年(783)と延暦七年(788)に漢文の本文を新羅の正本、唐の正本と対校したという奥書があり」
  • 『琵琶行』白居易 【全文の原文・書き下し文・現代語訳・解説】

    『琵琶行』は白居易・白楽天(居易が名前、楽天は字)の代表作の1つです。琵琶の音色を詩句に置き換えた表現がみごとです。 ここでは『琵琶行』の原文・書き下し文・現代語訳・解説・作者である白居易の紹介をしていきます。 『琵琶行』の原文 琵琶行 並序 元和十年、予左遷九江郡司馬。明年秋、送客湓浦口、聞舟中夜弾琵琶者。聴其音錚錚然有京都声、問其人、長安倡女、嘗学琵琶於穆曹ニ善才。年長色衰委身為賈人婦。遂命酒使快弾数曲。曲罷憫然自叙少小時歓楽事、今漂淪憔悴、徒於江湖間。予出官二年恬然自安感斯人言是夕始覚有遷謫意。因為長歌以贈之。凡六百一十ニ言、命曰琵琶行。 (以下長いので4段に分けます。この区切りは原文にはありません) (第1段) 潯陽江頭夜送客 楓葉荻花秋瑟瑟 主人下馬客在船 挙酒欲飲無管絃 酔不成歓惨将別 別時茫茫江浸月 忽聞水上琵琶声 主人忘帰客不発 尋声暗問弾者誰 琵琶声停欲語遅 (第2段)

  • 「漢文は教養だ!」って議論が再度賑わうが「その教養、ぜんぶ現代口語訳で学んじゃだめですか?」と問われたら? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    さっき、Xにも投稿したけど、こっちにも書いておくわ。 自分は個人としては格別に漢文好き(このブログに、多くの証拠が残ってる筈だ)。 だからこそ、原則に返って問うけど… 【質問】教養を比べるなら、「漢文は読めないので、現代日語訳で論語や史記や三国志演義を全部読みました」というのと、 「漢文の読み方は覚えました、それらは読んでませんが」、だと、どっちが「教養」あるの? これと同じことを、古代ギリシャ語やラテン語で考えてもいいわけだけど。 だいたい古文は甘えすぎなんや。古文や漢文以外にも、学校の教育に取り入れてほしいほどだが学習時間の確保ができずに無念さを噛みしめざるを得ない科目なんてゴマンとあるんや。「役に立ちます。春は揚げ物で笑えます」程度で認めてもらえるなんておかしいで。サンスクリット語をやりんさい。— 慈永祐士 (@jiei_yushi) February 29, 2024 これは

    「漢文は教養だ!」って議論が再度賑わうが「その教養、ぜんぶ現代口語訳で学んじゃだめですか?」と問われたら? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
    tweakk
    tweakk 2024/03/02
    古文漢文を学ばなかった層と学んだ層のその後の総合学力や進路選択や人生への満足度についての調査とかないのかな。20年くらいかけてやったらいいと思うが。
  • 大河ドラマ「光る君へ」の漢文とアナクロニズム|桃井御酒

    昨日かなり遅ればせながら、大河ドラマ「光る君へ」の第1回を観た。 力の入ったセットや小道具で、それらしい雰囲気が出ていてよかった。大筋で雰囲気が出ているから、細部にあるアナクロニズム(後の時代のものごとが紛れこむ時代錯誤)が、かえっておもしろい。 「光る君へ」の調度品のしくじりを発見。 藤原兼家の後ろの唐屏風に書かれている人物が明らかに清国人w(平安時代だったら宋代か唐代の人物のはずなのに)#光る君へ pic.twitter.com/zwc1jeaayX — 介 (@suke88887) January 7, 2024 視聴前にこのツイートを見ていたから、多少の先入観があったことは否定できない。けれども、過去を描くのにアナクロニズムはつきものだ。無毒なアナクロニズムなら、アナクロニズムとして美味しく楽しめばいい。 第1回は少女時代の紫式部の話。ちなみに「少女時代の紫式部」という表現もアナク

    大河ドラマ「光る君へ」の漢文とアナクロニズム|桃井御酒
    tweakk
    tweakk 2024/01/15
    これ!まさにこういうことを知りたいと思いながら視聴してた。おもしろいなあ。“この時代なら「子しの曰のたまはく、君子重からざるときは威あらず。学も固からず」なんて読んだと思う“
  • 『漢文法基礎』存疑 - researchmap

    序 加地伸行氏の著『漢文法基礎:当にわかる漢文入門』(以下「書」)は、当初二畳庵主人の筆名で受験指導大手Z会の機関誌に連載され、1977年に増進会出版社から単行された『漢文法基礎』に基づいて、2010年10月に講談社学術文庫の一冊として復刊された漢文の指南書である。稿は、私の手元にある(2012年4月第10刷)に基づいて記述している。 私は教師業を始めた2012年ころに、学生に推奨できる手ごろな指南書を探すなかで、多くの大学の漢文講読の授業のシラバスに参考図書として挙げられているのを見て、書を入手して読みはじめたが、その内容に疑問を覚えるところがあった。以来、私は自信をもって学生に書を推奨することができなかったが、2021年現在、書はやはり多くの大学のシラバスに参考図書として挙げられている。 そのような状況からして、私が推奨せずとも、学生が書を読んで知識を得ている可能性があ

  • Amazon.co.jp: 漢文法基礎 本当にわかる漢文入門 (講談社学術文庫): 二畳庵主人, 加地伸行: 本

    Amazon.co.jp: 漢文法基礎 本当にわかる漢文入門 (講談社学術文庫): 二畳庵主人, 加地伸行: 本
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