幸いなことに、けが人は出なかった模様。 先週金曜日、中国山西省のとある民家に、屋根を突き破るほどの巨大なロケットエンジンが落ちてくるという、なんとも恐ろしい事故が発生しました。 中国の新華社通信などの報道によると、これはLong March 4Cと呼ばれるロケットのノズルで、その前日に太原市の基地から発射されたYaogan-27という人工衛星の一部ではないかと見られています。 驚くのは、このような事故は初めてではないということ。今年の1月には、西昌衛星発射センターから発射された人工衛星の一部が、約500キロメートル離れた貴州省の福泉市の道端にあるのが見つかりました。こちらは、Long March 3Aという別の気象衛星を運んでいたロケットとのことです。 中国のロケット発射施設は、主に山などに囲まれた内陸側に集中しています。かと言ってその周辺に住む人が少ないわけではなく、こういった事故に対す