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ブックマーク / before-and-afterimages.jp (6)

  • ポンティニーのベンヤミン - Blog (Before- & Afterimages)

  • それは美しいのか?──映画『風立ちぬ』の感想 - Blog (Before- & Afterimages)

    言うまでもなく、飛行機は現実から切り離された自由と夢の象徴なのだから、「美しい飛行機を作りたい」という「夢」とは、夢を夢見る夢であり、さらにこれまた見やすいことながら、そして、作者自身がほぼ認めていることとして、飛行機はアニメーションと等価なのだから、自分のそんな夢という欲望を表現することについての宮崎駿の弁明はあまりにあからさまで、今更この映画のあれこれに難癖をつけることは野暮というものに思える。菜穂子もまた、ひたすら「きれいな」存在であることを強調されるばかりなのだが、この周到な自己言及的構造のもとでは、その点に苛立つ気持ちとて、空回りするだけだろう。美しいものだけを見せられ、美しいものを作りたいという願望の純粋さだけを見せつけられて、それはそれで憧れさえ呼び起こすものの、しかし、この映画があまりにそんなおのれの美学を守ることに長けている点に、なんと言うのか、一種の狡猾さを感じてしまう

  • 再掲:シンポジウム「アビ・ヴァールブルクの宇宙」(6/30) - Blog (Before- & Afterimages)

    シンポジウム「アビ・ヴァールブルクの宇宙 MVNDVS WARBVRGIANVS──『ムネモシュネ・アトラス』をめぐって」 2012年6月30日(土)14:00〜18:00 開場13:30 東京大学駒場キャンパス学際交流ホール(アドミニストレーション棟3F) ※入場無料・事前登録不要 ※手話通訳あり 「ペルセウスの行方――スキファノイア宮からアトラスへ」 伊藤博明(埼玉大学) 「動的生のなかの古代――パネル34をめぐって」 加藤哲弘(関西学院大学) 「『ムネモシュネ・アトラス』の通時態と共時態」 田中純(東京大学) コメンテーター:足達薫(弘前大学)/上村清雄(千葉大学) 木村三郎(日大学)/三中信宏(農業環境技術研究所) ※書籍『ムネモシュネ・アトラス』展示あり(当日のみ)。 ※『ムネモシュネ・アトラス』に関連する模型展示を予定(当日のみ)。 ※関連企画:『ムネモシュネ・アトラス』刊行

  • 「じっくり/あとで考える(nachDenken)」──「ドイツ語による精神科学とその言語の国際的な影響史」をめぐって - Blog (Before- & Afterimages)

    nachDenken. Internationale Wirkungsgeschichte der deutschsprachigen Geisteswissenschaften und ihrer Sprache これもベルリン文学・文化研究センターのシンポジウム。3日間の日程だが、今日は行かないので、以下が備忘のためのメモ。非常に長文です。 学術出版や対話におけるドイツ語ないし英語の使用をめぐる現今の激しい議論は、諸々の精神科学 [Geisteswissenschaft]や文化科学に関わってくるのは、それらの対象が特別な仕方で主として言語的なステータスをもつことのみによるのではなく、それらの概念、方 法、思考様式が言語から切り離せないからでもある。 グローバル化と伝統という対立す る論拠の狭間で硬直している現在の賛否両論を超えるためには、議論のための別の土俵を開拓することが妥当であろう

    tweakk
    tweakk 2011/12/26
    「それにしても、見るからにエネルギッシュで活動的な彼の口から多く語られた言葉が「沈思(Kontemplation)」であったことは印象的だった。」
  • 芸術作品の観相術 - Blog (Before- & Afterimages)

    表象文化論学会第5回大会を週末に終える。学会が成立してから4年、これから5年目。Five Years──だから、来年の7月は一つの区切りになるだろう。 「そんなふうにわたしの今までの試みが努めてきたのは、芸術のジャンル性をめぐる教説を粉砕することによって芸術作品への道を切り開くことだった。それらに共通するプログラム的な意図とは、前世紀の学問の概念を特徴付けているディシプリン間の堅固な隔壁をだんだんと取り壊している諸学問の総合化の過程を、芸術作品の分析を通して促進することであり、この分析は芸術作品のうちに、ある時代の宗教的・形而上学的・政治的・経済的諸傾向の、いかなる面でも閉域を形成して制限されることのない、総合的な表現を見出すのである。」 1928年に書かれた履歴書の一節。 筆者がこうした自分の試みと結びつく研究として挙げているのは、「芸術意欲」をめぐるアロイス・リーグルの方法論であり、同

  • 『イメージの自然史』──序と跋より - Blog (Before- & Afterimages)

    tweakk
    tweakk 2010/06/14
    まーた田中氏か。
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