早明浦ダムの貯水率が低下し、2日から第三次取水制限が行われるのを前に、香川県は1日渇水対策本部会議を開き、県内にある調整池や試験的にためているダムの水も活用する方針を決めました。 香川県や徳島県の主な水源となっている早明浦ダムの貯水率は、1日午前0時時点で32.8%と、平年と比べて55ポイントほど低く、貯水率が30%を下回る見通しとなったことから2日午前9時から香川県向けの水の供給量を50%削減する第三次取水制限が始まります。 第三次取水制限が行われるのは平成25年以来のことで、香川県は1日、渇水対策本部会議を開き、三豊市にある調整池の「宝山湖」から取水を始めるほか去年、高松市に完成し、試験的に水をためている椛川ダムの水も活用して追加の削減分を補うことを正式に決めました。 また、県内では一般家庭への給水を減圧して行うことになり、高松市の一部の地域では減圧率が18.5%に引き上げられるほか、