こうして言葉の領域が広くなることって本当にいいことなのかな その言葉が指し示す領域が広くなるってことはその言葉が薄くなるってことなんじゃないかな 昔は神といえば、宗教上の神様のことで崇め奉る存在だったけど 今では「すげーやつ」みたいにカジュアルに使われるようになって、神って言葉の威厳は失われたよね 別に肉体的な破壊を伴わないことを「暴力」と表現することは別にいいと思うけど 精神的な痛みの共有は肉体的な痛みの共有よりはるかに難しい 今後、精神的虐待などを暴力と表現していったとして 「子供のころ暴力を振るわれていたんです」と話す相手に対して 肉体的な破壊を伴うものしか「暴力」でなかった時代に比べて その相手に対する感慨は薄れるんじゃないだろうか
語学オタク"ばんじゃまん"の備忘録。憧れてやまない、そして忘れられないフランスでの生活や大好きなフランス語に関する話を中心に気楽に、気ままに書きつづります。2012年秋、念願だった1年間のフランス留学(リール)から帰国しました。 よく「日本語の乱れ」とか「ここがおかしい日本語の使い方」みたいな記事や特集が組まれるけど、言語に関心の深い僕でも(逆に、「だからこそ」なのかもしれないけど)意外にもそういう所で取り沙汰される「乱れた日本語」には寛容だ。 たとえば「ら抜き言葉」も、自分では極力書かないように(口語としては許容できると思ってる)気をつけるぐらいで、他の人の各文章にまでいちいち気を回したりはしない。それぞれのスタイルってものもあるし。 大学で日本語学のクラスを取ったときに先生が言っていたのは「我々日本語学者は、これこれの用法は間違いであると断定することではなく、そうして生き物のように変化
「人間万事塞翁が馬」は、普通だと「にんげんばんじさいおうがうま」と読むが、それは間違いであり、本来は「じんかんばんじ」と読むべきである、という人々が存在する。「人間万事塞翁が馬」における「人間」とは、「人」を表す「人間(にんげん)」ではなく、人と人の間、つまり「世の中」を意味する「人間(じんかん)」を意味しているからだ、という主張である。 この「塞翁が馬(塞翁失馬)」の故事は『淮南子』を出典とする。ただし字句としては「人間万事」も「塞翁」も『淮南子』には出てこない。ではどこからきたのかというと、中国の禅僧・晦機元煕の詩の「人間萬事塞翁馬 推枕軒中听雨眠」という一節からである。あるいは中国本土では王士端の「人間万事塞翁馬 只生歓喜不生愁」のほうが有名らしいが。いずれにせよこれらの「人間」は確実に「世の中」という意味で使われている。なぜなら中国語の「人間」に「人」という意味はないからである。
「処女航海(maiden voyage)」「処女作(maiden work)」といった言葉に苦言を呈するフェミの方々が現れると、決まって「『船』や『ペン』が女性名詞だから『処女』が付くだけなのにそんなことも知らないのか」と得意げに反論をする人たちが出てくるのだが、はたしてこの「女性名詞説」は本当に正しいのだろうか。 「maiden」の語源まずは「処女」すなわち「maiden」の語源を確認しよう。 Etymology From Middle English mayden, meiden, from Old English mæġden (“maiden, virgin, girl, maid, servant”), diminutive of mæġþ, mæġeþ (“maiden, virgin, girl, woman, wife”) via diminutive suffix -en
Twitterだと文字数に制限あるし、はてブのコメント群にも色々言いたい事はあるけどレス出来る仕様じゃないしなあ、という事で僕の考えについて色々書いておきます。 ひろゆきさんの辺野古における行動に端を発したあれこれについてです。 〇基地問題について 最初に。僕の今のところの基本的な考え方は「沖縄にばっかり負担が偏ってるのはおかしいし是正するべき」です。世論調査にもあるように、多くの日本国民も同じように考えているのではないかと思います。 >在日アメリカ軍の専用施設のうち、およそ70%が沖縄にあることについてどう思うか聞いたところ「おかしいと思う」と回答した割合が、沖縄では8割を超え、全国でもおよそ8割に上りました。 NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220510/k10013618171000.html しかしながら難しいのは、「
anond:20221010163416 こいつこそがお気持ちの意味を理解できてなくて、ずっこけた。 人格攻撃が目的なら、書き出しから分かるようにしとけよ卑怯者。 そもそも、“お気持ち” の原初、上皇の時点ですでに倫理観だっただろ。 象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば 私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。 … 次第に進む身体の衰えを考慮する時,これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないかと案じています。 … 天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。 … 天皇が健康を損ない,深刻な状態に立ち至った場合,これまでにも見られたように,社会が停滞し,国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。 … その様々な行事と,新時代に関わ
諸事情あっていわゆる子ども食堂のスタッフをしている。 訪れる子どもの大半が、軽度から重度のネグレクトを受けている様な子ども達だ。 お世辞にも子どもが好きそうなメニューを提供しているとは言えないので、食費を浮かせたいだけの馬鹿共からもあまり人気が無く (もっともそういった輩は見れば大概分かるので追い返しているが)リピーターは自ずと本当に困っている子ども(と一部の親)が中心となる。 文字通り、お腹に入ってお腹いっぱいになれれば何でも良い。 もし自分達の様な活動が無ければ、飢える一方の子ども達だ。 ある種の社会的使命を持って手伝ってきたが、ある時から、妙なクレームが入る様になった。 端的に言うと「男子(男児)や父子家庭の子に食事を提供するのは如何なものか、控えて欲しい」というものだ。 要するに、男子は女子よりも食事量は多いし、父子家庭なら母子家庭よりも豊かだろうと。 それよりも女子や母子家庭への
「標的」を意味する「ターゲット」、「キャンペーン」には「軍事行動」という意味があるなど、マーケティングで使われている言葉の中には軍事用語が非常に多い。広告の炎上やマーケティングに対する拒否反応が広がるなか、マーケターはこうした言葉を使い続けていていいのだろうか。産業能率大学経営学部でマーケティングや経営の授業を受け持つ小々馬敦教授と、電通デジタル(東京・港)執行役員の田中信哉氏が次世代のマーケティング用語について議論した。 小々馬敦氏(以下、小々馬) 「ターゲティング」とか「キャンペーン」とか、マーケティングでよく使っている言葉は軍事用語から生まれたものですよね。 田中信哉氏(以下、田中) 私たちがいるマーケティング業界では、クライアントに対してマーケティングプロセスを提案するにあたり、効能効果をロジカルに説明しなければならない場面があります。軍事用語を使ってしまっている背景として、そこが
っていったい何? アナグマだったら穴に入ったりするんだろとか ツキノワグマは月の輪マークがチャームポイントだったり マレーグマはマレーに住んでたり アライグマは洗っちゃったり シロクマは鹿児島名物だったり それぞれわかりやすいのに ヒって ヒグマのヒ!って一体何なんだ どういうヒなんだ? 何なんだヒグマ
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