企業+日本郵政+消費者で行うエコ活動 最近、郵便局にプリンターのインクカートリッジ回収箱が置いてあることをご存知だろうか。この回収箱は、プリンターメーカー6社(ブラザー工業、キヤノン、デル、セイコーエプソン、日本ヒューレット・パッカード、レックスマーク)が、各社のインクカートリッジ回収のために共同で置いているもの。6社で行っている「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」で、集められたカートリッジは各社で再資源化される。ペットボトルリサイクル等と同様、利用者の回収費用などは不要だ。 取材させてもらった諏訪郵便局。回収数トップ5は、東京、神奈川、北海道、愛知、長野。人口の多いところは当然として、ゴミ分別を懸命にやっている地域、地域コミュニティがしっかりしているところの回収率がいいようだ。地域コミュニティと郵便局は密接に結びついている。 生活者側から見れば一般的なリサイクル回収事業と仕組みは同じ