「プログラマが知るべき97のこと」の69個目のエピソードは、車輪の再発明に関する話です。プログラミングにおける「車輪の再発明」とは、既に作られたフレームワークやライブラリがあるのにも関わらず、コストをかけて開発する事を指します。このような「車輪の再発明」をする事は、一般的にはネガティブな意味合いで使われます。つまり、「車輪の再発明をしない方が良い」というニュアンスです。十分にテストされ使えるものがあれば、既に存在するものを作るのは無駄であると考えるのは自然な事です。状況によっては、既存の「車輪」に不満があるため新しい車輪を作る、十分にテストされていない為にリスクを避ける意味で作る、必要な機能が足りないため作る、利用したい言語では実装されていないために作る、といったケースもあります。しかし、そうでないのであれば「車輪の再発明」を仕事としてのプログラミングですることはほとんどないでしょう。 で
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