岩井 そうかもしれないです。こんなにネタを量産させられても、そんなに話題ないけどなって思って。 佐久間 エッセイは、書いている途中に妄想になっていくの? 岩井 書き始めてからですね。 能町 連載の話が来たときに、どういうネタで行こうとかあったんですか。 岩井 正直、文章で主張したいことも、この間こんな大事件ありました、ということもないので、もう何でもないことを書こうというところから始めました。 佐久間 最初のほうの話は自分に即しているけど、徐々に妄想が混じっていく。その完成形が、あんかけラーメンの汁だよ、本当にこれ、超名作だよ。 能町 段ボールの死体の話も名作ですね。 佐久間 段ボール切ってただけの話なんだけどね。 岩井 初めは一人暮らしを始めた話のスタイルでいけるかなって思ったんですけど、二本ぐらい書いて、もう出し尽くしちゃった。 能町 早い(笑)。ラジオのトークをそのまま文章にして、ち
![「それはもう、タモリさんの領域ですよね」ハライチ岩井を前に佐久間Pと能町みね子がその面白さを徹底解剖 | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/961e976396b2e94858196acecb6472facaaec3c6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.bookbang.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F10%2F1910251600_1.jpg)