日記 いつも、女の差別ばかり考えているので、反対側に考えを配置することにした。 「差別の前に区別がある」差別に対抗する場合の方法として、前提となる、その区別方法について意義を唱えるのは有効だ。生物学的にも、社会的にも性別というものがいかに曖昧なものであるかをクィアの人々はその存在を誇示することによって教えてくれる。性的マイノリティーという例外がそれほど例外でもないことを声高に挙げることが、その「区別」への反抗だ。では、差別とは何なのか?区別したカテゴリーに一方的に押し付けられた負の属性・意味区別=ある共通点を持ったものとして、同じカテゴリーに入れること差別=あるカテゴリーにそれとは全く関係のない負の属性を付け加えること。よく、「差別じゃない、区別だ」ということを言う方々がいるが、区別自体に意味などない。区別に価値観はない。男と女という区別が圧倒的な非対称性をもち、権力をもつものともたないも