「PC市場は近年になく落ち込みが大きい」「『PCだからこそできること』を改めてユーザーに訴求を」――BCNは11月13日、デジタル家電やパソコン関連商品の最新市場動向を発表した。スマートデバイスの普及に伴うPC市場の大幅な落ち込みを危惧し、“PC復活の処方箋”を提案している。 全国大手家電量販店のPOSデータを集計した「BCNランキング」によると、PC(ノート、デスクトップ、タブレット端末を含む)の10月の販売台数は前年同月比12.2%減。7月の18.2%減と比較するとやや持ち直したが、2けた減の厳しい結果となった。製品の平均単価が上昇したことで販売金額ベースでは4.4%増となったものの、「台数ベースの減少は戻らず、ここまで危機感を感じる状況は初めて。近年になく落ち込みが大きい」と同社アナリストの道越一郎さんは警鐘を鳴らす。 同社はPC需要が落ち込んだ理由として(1)メールやWebサイトの
![販売台数2けた減、PC需要は「近年になく落ち込み大きい」――“復活の処方箋”は?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ba77d60fcfedf0455a85a32b6cdad205d0e6cc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1311%2F13%2Fl_haru_pc_bcn.jpg)