7月17日に総務省と一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)が携帯電話端末向けに提供されているデジタルコンテンツ及びコマースの市場規模を発表しました。 それによるとモバイルコンテンツとコマースの合計で1兆3524億円(前年比117%)規模になりました。iモードが開始されてから10年経過していますが、その間、ずっと右肩上がりに推移しています。 特に2008年は経済不況、携帯端末の買い替え周期の長期化による端末出荷の落ち込みなど、消費者の懐具合が慎重になっている中、モバイル市場が20%近い伸びを示したことは驚きです。市場規模の内訳は、コンテンツ部門が4835億円(同113%)、コマース部門が8689億円(同119%)と、共に順調に拡大しています。 コンテンツ部門については、そろそろ踊り場を迎えるのではないかと思われていました。確かに、着信音系やゲームといった定番コンテンツの伸びは