自民党の片山さつき氏が8日の参院本会議の代表質問で、ファッション誌の写真撮影に国会議事堂内で応じた蓮舫行政刷新担当相を当てこすってみせたものの本会議後に記者団から同様の撮影を行っていた“過去”を突っ込まれ「わたしは大臣になったことがない」と開き直る一幕があった。 片山氏は、代表質問で名指しは避けたが「事業仕分けで数十万円の商店街対策を切られ泣いている人が全国にいる。仕分けをした方が1着百数十万円のドレスを取っ換え引っ換えしているのを知ったら心中察してあまりある」と皮肉った。 ただ、片山氏自身も衆院議員時代の平成19年、国会内でファッション誌の撮影に応じていた。民主党幹部は「2人ともタレント扱いでちやほやされた結果がこの醜態だ。そろって仕分けされればいい」とあきれ顔だった。