2022年4月12日、極東のボストーチヌイ宇宙基地内のソユーズ2宇宙ロケット技術棟で、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領と対談中のウラジーミル・プーチン大統領 - 写真=SPUTNIK/時事通信フォト ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続いている。4月にはウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊での民間人虐殺が明るみになった。元外交官で作家の佐藤優さんは「ロシアはブチャ事件を情報戦として捉えて全否定している」「戦時中の発表はすべて、そのまま鵜呑みにするのは危険な性質を帯びている」という。 【この記事の画像を見る】 ■ウクライナで多数の民間人が犠牲になったのは疑いようがない ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャやチェルニーヒウからロシア軍が撤退したあと、たくさんの民間人の遺体が、路上などに放置されているのが見つかりました。多くの国が、「これは戦争犯罪であり、ジェノサイド(集