石戸氏は、「たとえば入院体制っていうのがこの間、大阪はフォローアップセンターを立ち上げているわけですけれども、これだけ患者数が増えてしまう、かなり崩壊に近い状況になった」「ここから先の対策で非常に重要になってくるのが、不公平感っていうのをどういうふうに見直していくのかだと思います」と述べ、こうつづけた。 「たとえばですね、もう本当に、その、国会議員の秘書からですね、なんかこう保健所しっかりしろというような電話対応を迫られる事態になったとかですね、あるいはなぜ維新の府議は入院できるんだと。しかしその一方で多くの府民は入院できないような状態になっているじゃないか、というところに対して、ここで、しかも入院フォローアップセンターの機能がですね、やはりちょっと立ち行かなくなってきた。ここをですね、この間の反省を踏まえてですね、どういうふうに考えているのか。この説明をしていかないと、かなりこの不公平感
9都道府県への緊急事態宣言の延長を表明し国民へさらなる協力を呼びかける菅義偉首相=28日午後、首相官邸(春名中撮影) 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、菅義偉(すが・よしひで)首相は自身が掲げる「65歳以上の高齢者接種の7月末完了」の実現に向け、政府を挙げた総力戦で臨んでいる。あえて高めの目標を設定し省庁や自治体を動かそうとする「菅流」には不満も漏れるが、首相は意に介する様子はない。自治体の要望にも耳を傾けつつ万全の接種体制を整備する意向で、1日100万回の目標も「(実現が)見えてきた」と自信をのぞかせる。 「ロックダウン(都市封鎖)しようが何しようが、海外でも結局はワクチンしかない。一日でも早く接種することがすべての対策に通じる。そこに集中してやるんだ」 首相は最近、周囲にこう繰り返し、ワクチン接種に全力を傾ける考えを強調している。接種が進む欧米では新規感染者数が減少し、社会や経
東京五輪・パラリンピックの救急体制として東京都が競技会場に、のべ約3万人の消防職員と消防団員を配置する計画をたてていることが、29日までに、日本共産党東京都議団の調べで分かりました。また都内の各競技会場に少なくとも2台ずつ救急車を配置するとしています。新型コロナウイルスの感染拡大のなか、救急搬送を担当してきた消防職員らの負担が、いっそう増すことが懸念されます。(丹田智之、三浦誠) 救急体制をめぐっては五輪招致委員会(解散)が2013年に国際オリンピック委員会(IOC)に提出した立候補ファイルで、「約6000人の要員を配置」し、消火活動や救急業務などをすると表明していました。ただ現段階の具体的な体制について東京消防庁は、「セキュリティー」を理由に公表していませんでした。 党都議団の調査に対し東京消防庁は、競技会場に大会期間中、のべ約3万人の消防職員と消防団員を配置すると説明。「平均すると1日
カタールW杯アジア2次予選の日本代表対ミャンマー代表戦が開催されるフクダ電子アリーナで28日午後、ミャンマー国軍やミャンマー代表チームへの抗議デモが行われた。フクアリ外周の歩道に50人以上の参加者が集まり、「スポーツにミャンマー軍事の介入を強く反対する」「ミャンマーサッカーチームは国を代表するのをやめろ」などと声を上げた。 主催する団体『Revolution Tokyo Myanmar』によると、集まったのは日本在住のミャンマー出身者。「ミャンマーサッカーチームは国民の代表ではない」と記したプラカードや、軍事団体に対抗するため今年4月に結成された「国民民主連盟(NUG)」との連帯を示すバナー、国軍によるクーデターで拘束されているアウン・サン・スー・チー国家顧問の肖像などを持参し、ミャンマーの選手バスやスタジアムに向かって拡声器などを使って抗議した。 アントワーヌ・ヘイ監督によると、ミャンマ
廃屋となった宿が道の両側にある東山温泉=2021年4月30日午後1時18分、福島県会津若松市、上田真仁撮影 風情や趣向を凝らした料理を楽しみたい温泉宿。そばに廃墟(はいきょ)となった旅館・ホテルがあると、せっかくの情緒も台無しだ。ひと頃に比べて客足は遠のき、コロナ禍も重なり、各地の温泉街では廃屋が増える。撤去を模索する動きもあるが、費用負担など解決が必要な課題も多い。 【写真】解体計画がある芦ノ牧温泉の元宿泊施設=2021年5月24日午前9時26分、福島県会津若松市、上田真仁撮影 「会津若松の奥座敷」と呼ばれる福島県会津若松市の東山温泉。JR会津若松駅から車で約20分と近く、宿泊施設は17ある。1992年に約85万人だった入り込み客は、コロナ禍のあおりで昨年は約31万人どまり。営業をやめ、無人となった施設が四つ。二十数年前から廃屋状態の建物もある。 これら「厄介者」にどう対処すべきか――。
近年、チョコレートやポテトチップスといった菓子製品の中には、価格は変わらないものの内容量や数量が減った商品もあります。菓子のパッケージを開けたときに「以前に比べて、いつの間にか、量が減ったな」と感じる機会が増えた人も多いのではないでしょうか。このように内容量や数量を減らしつつ、価格を据え置く行為は実質的には値上げに該当しますが、消費者が気付かないうちに行われることから、「ステルス値上げ」と呼ばれています。 そもそも、ステルス値上げのように、消費者に何の告知もせずに値上げに該当する行為をするのは問題ないのでしょうか。また、消費者の印象が悪くなる可能性もある中、なぜ、企業はステルス値上げをするのでしょうか。経営コンサルタントの大庭真一郎さんに聞きました。 コストは一定ではないQ.そもそも、企業がステルス値上げをする理由について教えてください。 大庭さん「商品の価格は原材料費や人件費、物流費用な
IOC委員のディック・パウンド氏 Photo by Fatih Erel/Anadolu Agency/Getty Images 前代未聞のハルマゲドンに襲われない限り、東京五輪は予定通り開催される──国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員は5月26日付の英紙「イブニング・スタンダード」の記事で、こんな見解を示した。 【画像】英紙にIOC委員が断言「何が問題かわからない。五輪を開催してもリスクは増えない」 世界アンチ・ドーピング機構の創設者でもあるパウンド氏は、「私には何が問題なのかわからない。充分な情報を持った科学的なグループが公衆衛生当局と連携し、五輪を開催しても日本人のリスクは増えないと言っている」とコメントしている。 「大規模な対策をした上で入国する人たちは、ワクチン接種を受け、到着後は“バブル”の中で過ごし、帰国するまでそのなかで過ごすことになる」と、その理由を
今夏の東京五輪・パラリンピック開催に向けて政府や東京都、大会組織委員会は努力を続けてほしい。それは新型コロナウイルスの感染を抑え、社会・経済を前に進める上でも大きな一歩になる。 残念ながら、新型コロナは下火になる気配が見えず、東京都などに発令中の緊急事態宣言は6月まで延長される見通しだ。五輪の中止や再延期を求める声が強まりつつある。だが、開催の可否を論じる前に、政府や都、大会組織委は「なぜ五輪を東京で開催するのか」という根本的な問いに真摯(しんし)に答えてきたか。 ◆選手も思いを発信せよ 政府や組織委が掲げる「安全・安心な大会運営」は、前提であって答えではない。開催意義をあいまいにしたまま「安全・安心」を繰り返しても、国民の理解は広がらない。菅義偉首相にはそこを明確に語ってもらいたい。 アスリートにも同じことを求めたい。それぞれが抱く希望や不安の真情を、自身の言葉で聞かせてほしい。先が見え
政府が来月にも決定することしの「骨太の方針」に向けて、公明党は子ども政策を推進するため、総理大臣直属の新たな行政組織として「子ども家庭庁」を創設することなどを盛り込んだ提言をまとめました。 ことしの経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」に向けた公明党の提言では、子どもの幸せを最優先する社会の実現を掲げています。 具体的には、省庁の縦割りをなくして政策を進めるため、総理大臣直属の新たな行政組織として「子ども家庭庁」を創設することや、子どもの権利を保障するための「子ども基本法」を制定することを求めています。 また、新型コロナウイルス対策では、国産ワクチンや治療薬の研究・開発や実用化に向けて財政支援を強化するとともに、感染収束を見据えて経済復興の原動力とするため、観光産業振興の新たなプランを策定すべきだとしています。 さらに、人材への投資としては、肉体労働ではなく勤務場所の制約が少ないIT関
東京五輪・パラリンピック組織委員会の職員が2021年5月22日、組織委でサービス残業が横行しているとツイッターに投稿し、物議をかもしている。 組織委はJ-CASTニュースの取材に「衛生委員会等を通じて情報の共有や超過勤務の縮減にむけた取組を行っています」と答えた。 「23時過ぎても秒でメールの返信が来る」 投稿したのは、東京都内の弁護士事務所で代表を務める人物だった。5月から組織委で働き始めと切り出し、所感を次のように書き込んだ。 「分かったことは、もう延期とか中止なんて言えないほど、準備は最終段階に突入していて、これ全部を無駄にするのは辛すぎる...。あと、みんな死ぬほどサービス残業してる。23時過ぎても秒でメールの返信が来る」 苛烈な労働環境が注目を集め、投稿は広く拡散した。労働団体「全労連」はツイッターで、「東京オリンピック組織委員会は『みんな死ぬほどサービス残業』しているのですか?
コロナ禍で自宅での滞在時間が増加し、近隣住民とのトラブルが発生しやすい状況となっている。47才会社員の女性は、向かいのマンションの屋上に半裸姿で寝そべる中年男性を見かけて、家族ともども不快な思いをしているという。はたしてそうした近隣住民にどう対処すべきなのか。そのトラブル実例を紹介するとともに、対処法を専門家に聞いた。 日曜日の朝、お手伝いをしてくれていた高校生の娘が、ベランダから戻ってきて、私にこう言うのです。何事かと思ってベランダに行くと、向かいのマンションの屋上に、トランクス1枚でリクライニングチェアに寝そべり、日光浴をしている50代くらいの男性が! 建物の高さ的に、うちのベランダが屋上の真正面にあたるため、洗濯物を干したら、その男性の目に触れることに……。洗濯物には私や娘の下着もあるし、仕方がないので、そのときは部屋干しをすることにしました。娘は気持ち悪いものを見せられたとご立腹。
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