「相国最中」などで知られる和菓子屋「紀の国屋」(東京都)は5月16日、同日をもって廃業したことを発表しました。 【画像】「紀の国屋」の商品 同店は1948年創業で、多摩地域を中心に東京・神奈川に23店を展開。東京商工リサーチによると、2004年5月期に売上高がピークとなった後は需要の減退や競合激化で売上が減少。その間たびたび赤字を計上し、また1993年に本店工場を移転した際の借入金の負担も大きく、資金繰りが逼迫。コロナ禍の影響もあり業績回復の見通しが立たずに、東京地裁に破産申請したといいます。 同店は「力が至らず残念な結果となってしまいました」と述べ、顧客への感謝をつづっています。 Twitterでは突然の廃業の知らせに「とても残念です」「突然ではなく、猶予が欲しかった」「もう食べられないの?」など悲しみの声が寄せられています。
著: 森原優 招かれた客人のように笹塚に住む 「大学に入ったのだから勉強を頑張りなさい」。厳格な祖父の言葉に従い、勉強というか研究に没頭しすぎてしまった結果、私は西日本にある母校を休学という形で離れ、東京の研究機関にしばらく勤めていた。 当然、卒業は後ろ倒しになり、人より少し遅れて社会に出ることになった。大学の同期はとうに就職しており、「勉強を頑張りなさい」と言っていた祖父が、この後のくだりで多少怒りに打ち震えたと噂に聞いたが、私は二つ下の弟と「社会人同期」になった。 東京にいるあいだ、研究で何度か接したマスコミの世界に魅力を感じた私は、そのまま何も考えることなく“煌びやかな”マスコミ業界に入ることを決めた。会社は渋谷にあり、最初の数カ月は笹塚にある研修用のマンションに転がり込むことになった。そうして私は、笹塚という街に、招かれた客人のような態度で住み始めた。 笹塚駅の乗降客数は近隣の駅と
お笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子さんは、歯に衣着せぬ鋭いトーク力で、多くの人々に支持されている。独身で50代を迎え「欲望のコントロールができるようになって楽になった」と話す一方で、歳を重ねるごとに「“イタいおばあさん”になるのが怖い」と言う。また、相方の光浦靖子さんが50歳にしてカナダへ留学したことが、自身を振り返る一つのきっかけにもなったと話す。大久保さんに、50代を迎えて思うことや心境の変化を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――大久保さんは50代に突入されたそうですが、日々の生活で大きな変化はありましたか? 大久保佳代子: 何の変哲もない日々を過ごし、毎日お布団に入って寝て、ちゃんと幸せに暮らす日々を送っています。朝起きて仕事に行って、帰りにスーパーとかコンビニに寄って、Netflixを見て23時には寝る。何のトラブルもハプニングも起
「3高」がモテる条件だった時代かつて、モテる男の要素として「3高」といわれていた時代があった。1980年代のバブル期である。[3高]とは、「高身長・高学歴・高収入の男」という意味だ。当時、その条件を巡って恋愛模様を繰り広げた男女はいまや55~64歳のアラカン(還暦周り)世代であろう。 テレビではトレンディドラマが流行り、ディスコブームが盛り上がり、まさにクリスマスデート文化が生み出された頃でもある。 クリスマスに男女がデートする文化の起源はこちら →「クリスマスはカップルで過ごすもの」という文化の起源とその隆盛、そして「クリぼっち」の復権 今から思えば、恋愛相手の男性の条件に高身長が求められた昔は、ずいぶんと牧歌的だった気がする。今ならさしずめ「身長なんかで飯が食えるか」と言われそうであるが、今回はそうしたモテる男の条件の話ではなく、日本人男性の身長についてお話したい。 男子の身長の伸びが
「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏(44)が11日、自身のツイッターを更新し「遅刻」について持論を展開する場面があった。 かねてから「遅刻魔」を公言してきたひろゆき氏は、自身の切り抜き動画を添付するかたちで「『優秀な人は時間を守る』と言う人は無能説」と、主張ツイートを投稿。 その動画では「正しいことを言いたがる大人って『遅刻しない方がいいですよ』って言うんですけど、遅刻をしないことより、もっと大事なことがあるんですよ。外形的には、成果をあげてさらに遅刻しない人の方が、確かに優れてるんですけど。遅刻をしないことより、成果をあげることの方が大事なんですよ。なので、成果をあげられるんだったら、遅刻なんかいくらでもしていいんですよ。本当に重要なのは、成果をあげることなんですよね」と、語っていた。 「無能の周りに居るのは無能。周りに無能しか居ないので、時間を守る無能と時間を守らない無能し
* * * 小室圭さんのロン毛を見て、いろんなことがストンと胸に落ちた。 日本中が好奇の目を向けている中でのロン毛での帰国は、小室さんの圧勝が決まった瞬間のように見えた。多くの人の想定を超える空気の読めなさと(誰が小室さんがロン毛で帰国することを予想できただろう)、垣間見える尋常ではない深く強い自己肯定感。こういう人でなければ、何の後ろ盾もない一般男性が皇室の女性にプロポーズするなど、無理なことなのだと理解した。 おそらく眞子内親王には、それが分かっていたのではないだろうか。もう二度と、こんな男性は現れない、恋愛感情がいつか終わることなど百も承知、賛成されていないのも百も承知、とんでもない間違いを犯している可能性も百も承知、耳に入れたくない「言いたい放題」があることなど眞子内親王自身が百も承知だろう。それでもこの機会を逃したら一生ここから出る機会はないに等しい。出られたとしても、もうそ
2021年9月24日に放送されたバラエティ番組『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)。 酒を飲みながらゲストを交えて、結婚にまつわる話題など、赤裸々なトークが飛び交いました。 「結婚のメリットって何?」の質問に、『さまぁ〜ず』大竹がズバリ! 番組には、大島由香里アナウンサーがゲスト出演。大島アナウンサーは離婚を経験し、同月現在は娘さんと2人暮らしをしていて、その生活を気に入っているといいます。 大島アナウンサーは「みなさんが考える結婚のメリットを教えてほしい」と提案。 お笑いコンビ『さまぁ〜ず』の三村マサカズさんは「お笑いタレントという立場上、メリットをテレビ番組で話すのはなかなか…」と答えます。 すると、三村さんの相方である大竹一樹さんは、「メリットとかじゃない」と力強く答え、次のような考えを明かしました。 メリットですか?メリットっていういい方もそんなによくないと思いますけど
「大学時代に入っていたサークルが活動休止らしい」 そんな知らせを耳にしました。 友情も恋愛も、優秀な学生のノートのコピーも…いろいろなことを教えてくれた大学のサークル。 コロナ禍の今、大きな危機を迎えています。 授業はオンラインばかりで、大学の友達がほとんどいないという声も聞かれます。 コロナが広がって一年半以上。 変わる大学生のコミュニケーション、社会人にとってもひと事ではないかもしれません。 (大阪拠点放送局 成田大輔 ネットワーク報道部 記者 藤島新也 吉永なつみ SNSリサーチ 中藤智晴) 「大学時代に所属していたテニスサークルが活動を休止している」。 大学時代の先輩のフェイスブックに、そんな投稿がありました。 私(成田)が大学生だったのは今から18年も前ですが、当時は100人近くのメンバーがいました。 テニスだけでなく授業と授業の空き時間はサークルのスペースに行くといつも誰かがい
コロナ禍で自宅での滞在時間が増加し、近隣住民とのトラブルが発生しやすい状況となっている。47才会社員の女性は、向かいのマンションの屋上に半裸姿で寝そべる中年男性を見かけて、家族ともども不快な思いをしているという。はたしてそうした近隣住民にどう対処すべきなのか。そのトラブル実例を紹介するとともに、対処法を専門家に聞いた。 日曜日の朝、お手伝いをしてくれていた高校生の娘が、ベランダから戻ってきて、私にこう言うのです。何事かと思ってベランダに行くと、向かいのマンションの屋上に、トランクス1枚でリクライニングチェアに寝そべり、日光浴をしている50代くらいの男性が! 建物の高さ的に、うちのベランダが屋上の真正面にあたるため、洗濯物を干したら、その男性の目に触れることに……。洗濯物には私や娘の下着もあるし、仕方がないので、そのときは部屋干しをすることにしました。娘は気持ち悪いものを見せられたとご立腹。
全国各地で勃発する嫁姑問題。Twitterでは3人の男の子を子育て中の秋山さんの義母ツイートが話題を呼んでいる。「孫の誕生日プレゼントは水ようかんの空き容器」「手土産にお菓子よりも現金を要求する」......そんな衝撃的な義母との終わらない戦いに挑む秋山さん。今回は「お義母さんが嫁にしたかった人」の話をお届けしよう。 義母には息子の嫁にしたかった人がいて? 義母には忘れられない人がいる 夫と私は大学1年生の春に知り合った。20歳で初めてお義母さんに会い、その数年後に結婚する。結婚の挨拶にどこかのホテルを利用した時、お義母さんはこんなことを言っていた。 「アキちゃん(夫)はあの時の子と結婚すると思っていた」 『あの時』という言葉が何を指すのか、当時の私には分からなかった。お義母さんはそれからもしばらく思い出したように『あの時の子』の名前を出した。あまりいい気分はしない。夫に話すならまだしも、
「あなたは石を持ったほうがいい」 橋田さんは中高生の頃から、オカルト雑誌『月刊ムー』を愛読するムー民だった。その影響で、学生時代から占いやパワーストーンには興味があったという。 「占いも好きだったし、雑誌の広告欄に載っている『開運の石』とか『お金持ちになれる財布』もすごく欲しかったけど、子どもの頃は手が出せなかったんですよね。社会に出てお金が自由に使えるようになってからは、まず占いに行き始めました。そこで『あなたは石を持ったほうがいい』と勧められて、初めて数珠を買ったのがはじまりです」 占い師の勧めで20代後半に数珠デビューを果たした橋田さん。その際、占い師に相談した内容は、至ってシンプルなものだったそう。 「当時はとにかく女性にモテたかった。初めは、その占い師にモテる方位を聞き、指定された方角にある物件に引っ越すと女の子が頻ぱんにうちに来るようになったんです。『もっとモテたい』と伝えたら
30年近く生きていると「驚く」という体験をすることがそれなりに多くある。 一口に驚くといっても大まかにはふたパターンあり、衝撃的に、強く短く感じる驚きと、じわじわと効いてきて、気づいた時にハッとするパターンの驚きがある。 私が18歳からずっと同じ芸能界という広いようで狭い世界にいて、長年お世話になった事務所を辞めてから、ふと(ボイストレーナーになりたいという願望こそあったが)これからどうしようと考えた時、未来へ繋がる自分の可能性の枝葉の少なさに驚いた。これはふたパターンのうち、後者のじわじわ驚いたパターンだ。 絶望を少々孕んだ驚きを、思考を整理しながら噛み締めていくのは、とても苦い気持ちになった。 だって、十数年間必死に磨いてきたスキル【ダンス・歌・ルックス・バラエティ能力】はいってみればかなりニッチである。番組や握手会で鍛えた瞬発力は何かに役立ちそうだが、あとは度胸とかやりきる力とか、精
村田琳(画像=事務所提供)。YouTubeの動画チャンネル=https://www.youtube.com/watch?v=3q_NFKcUtGQ 男性アイドルグループ「VOYZ BOY」のメンバー・村田琳(23)。立憲民主党代表代行の蓮舫参院議員の息子といえば、思い出す人もいるだろう。最近、自身のYouTubeチャンネルで「母との決別宣言」ともとれる動画を投稿して、注目を集めている。彼は有名政治家である母に、どういう感情を抱いてきたのか。なぜ今、「母離れ」ともいえる宣言をしたのか。村田が「母との決別後」の初インタビューに応じ、胸中を語った。 【写真】村田琳が所属する47人のアイドルグループはこちら * * * ――今年1月以降、自身のYouTubeチャンネルで政治に関する意見を発信されています。政治的なメッセージを配信するに至った経緯や、動画に込めた思いを教えてください。 「今日で、
最近、友人や知人の中に店を畳む事になった人が何人かいる。 その一人から聞かされた、「閉店しました。これまでありがとうございました。」とSNSにあげたところ、一度も来てくれなかった人達から「えー行きたかったのに!」とコメントがあり、「あんなに来てほしいと言ってたのに・・・」と感情の叫びの書き込みをぐっと我慢したという話。 私も期間限定イベントを企画したり手伝う事があるが、何か月もかけて本気で準備して全力で宣伝してみんな来てくれー!と呼びかけていたのに、全てが終わってから言われる「え、終わったの!?」「行きたかった!次があったら行くね」の、なんともいえない悔しさ。あの感覚はなんというか、苦い、とても、苦いのだ。 次があるとは、限らない。 「あ、逃してた!次やるときは行く!」「あー、申し込み期限終わってた。次はまた!」という言葉を貰うのは嬉しい気持ちもある一方、そのイベントに思い入れがあればある
経団連の中西宏明会長は27日、連合の神津里季生会長とオンラインで会談し「日本の賃金水準がいつの間にか経済協力開発機構(OECD)の中で相当下位になっている」と語った。26日に開いた労使フォーラムによって2021年の春季労使交渉が始まり、連日で労使トップが意見を表明した。経団連は新型コロナウイルスの影響で一律の賃上げ方針は見送ったが、業績の堅調な企業には積極的な対応を求める。中西氏は賃上げについ
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