印刷 関連トピックス小沢一郎 民主党の小沢一郎元代表は30日、衆参に三つある自らの議員グループを統合し、新グループの会長に就任することを決めた。グループへの帰属を明確にする「純化路線」をとり、結束を強める。来年9月に再び行われる党代表選をにらみ、「最後の決戦」(側近)に備える狙いもある。 小沢氏は30日、3グループ幹部ら約30人を前に「グループをどういう形にしていくか、みんなの議論が必要だ」と述べ、約1時間意見を聴いた。出席者のほとんどが一本化に賛同したという。新グループは100人規模になるとみられる。 小沢氏に近い議員によると、グループが分散していることで「政局のたびに、他グループとの間でふらふらする議員がいる」との意見が噴出。グループ統合で他グループとの掛け持ちの禁止も視野に、小沢グループの結束力を強める構えだ。 関連記事小沢氏、「非前原」へ一本化調整 菅首相、辞任を表明(8/2