【ソウル=中川孝之】韓国紙・中央日報は15日、竹島周辺で韓国軍と海洋警察庁が9月初めに実施予定の「独島防衛合同訓練」に海兵隊も参加し、竹島が「仮想敵に占領された状況」を想定して竹島に上陸すると報じた。 韓国政府高官の話としている。同訓練は毎年2回行われているが、海兵隊の参加は異例という。「仮想敵」は日本を想定しているとされ、日本側の反発は必至だ。 同紙によると、海兵隊員約100人がヘリコプター2機に分乗し、韓国南東部・浦項から竹島を目指す。韓国政府は、李明博大統領の竹島上陸後、同訓練を当初予定の8月中から9月初めに延期しており、日本側を刺激するのを避けたとの観測も出ていた。