北朝鮮・寧辺(Yongbyon)の核関連施設の冷却塔(2008年6月27日のテレビ映像より)。(c)AFP/CCTV 【9月13日 AFP】北朝鮮が核兵器の増強を目指し、老朽化が進むプルトニウム原子炉を再稼働させた疑いが報じられたことを受け、ロシアのある外交筋は12日、「大規模な人災」が発生する恐れがあると警告した。 米韓研究所(US-Korea Institute)の研究者が11日、寧辺(Yongbyon)にある1986年完工のこの原子炉の横の建物から白い蒸気が立ち上る様子が、8月31日撮影の衛星写真で確認できると報告していた。 同外交筋は露インタファクス(Interfax)通信に対し、「最大の懸念は、結果として大規模な人災が引き起こされる可能性が非常に高いことにある。この原子炉は悪夢のような状態にあり、設計は1950年代に遡る」と述べ、「仮に大規模人災は免れたとしても、朝鮮半島にとって