涙を流すパレスチナ人少女を慰めるドイツのアンゲラ・メルケル首相。独北部ロストックの座談会で(2015年7月15日撮影、同16日提供)。(c)AFP/HO/BUNDESREGIERUNG/STEFFEN KUGLER 【7月17日 AFP】国外退去を迫られているパレスチナの少女との「ぎこちないやり取り」をめぐり、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相(60)に批判が集まっている──。15日に開催された若者との座談会に出席したメルケル首相は「政治とは時としてつらいものなのです」などと、この少女に対して述べていた。座談会の様子は公共テレビを通じて放送された。 ギリシャの債務危機問題では、その強硬な姿勢で国際社会からの批判を浴びたばかりのメルケル首相だが、今度は、少女に対する冷淡な態度に非難の声が上がった。 映像は、北部ロストック(Rostock)で15日に開催された10代の