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ブックマーク / uchida-tatsuru.blogspot.com (2)

  • 外交について

    尖閣列島近海での巡視船と中国漁船の衝突事件をめぐって、日中の外交関係が緊張している。外交関係の要諦は「自国の国益を守る」という目標をできるかぎり遠く、広い射程でとらえることである。日の場合の「国益」と中国の場合の「国益」理解は深度も射程もずいぶん違う。そのことを勘案せずに、「同じようなことを考えている」二国が綱の引き合いをしていると考えると、外交交渉は行き詰まる。日中国はこの問題についていくつか「違うこと」を考えている。それは、言い換えると中国の「国益」と日の「国益」がゼロサム的な関係ではないレベルが存在するということである。そこに指をかけて、こじあけるしか外交上のデッドロックを解決する方途はない。日中国の国情の最大の違いは、中国の統治形態が日に比べるときわめて不安定だということである。『街場の中国論』にも書いたことだが、中国の為政者は外交上の失敗によって、「トップの交代」に

    u_eichi
    u_eichi 2010/09/27
    うーむ。中国論その…いくつめだっけ。
  • 成功について

    イギリスにいる研究者から「成功について」というテーマで質疑応答のやりとりをした。なんと、各界の「成功者」たちにインタビューするという研究だったのである。私は「成功者」にカテゴライズされているらしい(知らなかった)。奇妙な気分がしたけれど、そういう幻想的な評価はどのようにして定着するのかという消息には興味があったので、ご協力したのである。そのやりとりが日語でネット上でも公開されることになった。 前に一部をブログで公開したけれど、今回は全文を転載。長いですので、お時間のあるかただけどうぞ。 問い1)何故、そしてどのように現在の教授職にたどり着いたのか いくつかの職業選択の分岐点で、そのつどの気分で道を選んでいるうちに、20代の終わりに研究者・教育者への道を選択することになりました。やってみたら、けっこう、性に合っていたので、気が付いたら30年以上もこの仕事をしていました。その教授職も今年限り

    u_eichi
    u_eichi 2010/09/13
    「成功」や「正解」についての捉え方に賛同。僕の周りでこれらの言葉に振り回されている人は、なぜかほとんど「何が成功なのか」を自問していなかったりする。
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