1.はじめに OpenCVには,様々な処理が用意されています。画像処理,映像解析,カメラキャリブレーション,特徴点抽出,物体検出,機械学習,コンピュテーショナルフォトグラフィ,3D可視化などが基本モジュールで用意されています。さらに,エクストラモジュールを追加することで,より豊富うな処理が利用できます。[1] OpenCV 3.x系を中心に話をします。 今回は,OpenCVの局所特徴量がどの程度簡単に使えるのか興味があり,局所特徴量を利用した物体検出を作成しました。 最近世間では,ディープな物体認識で盛り上がっていますが。 特徴点抽出に関する詳しい説明は,検索すれば多数ありますので,ここでは割愛します。 藤吉先生 (中部大学)のスライド「画像局所特徴量SIFTとそれ以降のアプローチ」は,とてもわかり易く説明されています。 2.特徴点検出と特徴量記述 特徴点検出と特徴量記述は,feature