大阪・天王寺区などの会員制のふぐ料理店で、猛毒が含まれるおそれがあるふぐの肝を客に刺身などで提供したとして、42歳の経営者が食品衛生法違反の疑いで逮捕されました。警察が詳しいいきさつを調べています。 警察によりますと、澤原容疑者はことし3月、本店など4つの店で、猛毒が含まれるおそれがあるふぐの肝を刺身などで客に提供したとして、食品衛生法違反の疑いが持たれています。 店でふぐの肝を食べさせているという情報を基に警察がことし3月、関係先を捜索するなど捜査を進めていましたが、法律に違反することを知りながら繰り返し提供していた疑いがあることが分かったということです。 警察は従業員などからも事情を聴いて、詳しいいきさつを調べています。 この店は、ふぐの肝が食べられる会員制の高級料理店として、常連客の間で人気が高かったということです。