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ブックマーク / takedanet.com (2)

  • 武田邦彦 (中部大学): ゆっくりペットボトル(8) リサイクルしたペットボトルはペットボトルになっているか?

    ペットボトルをリサイクルしてペットボトルになっているか?ということについて少し細かくなりますが、一応、説明をしておきたいと思います。 まず「リサイクル」は環境によりよい方向だけを指すのですから制限条件があります。それを下に示しました。 1)     資源の節約かゴミの減量など来のリサイクルの目的が少なくとも一部は成立していること。 2)     リサイクルに使う資源のうち、人間の力で行ったもの以外の資源は「リサイクルに使った資源」とすること。 3)     テスト的に行ったものや、特殊な条件でごく少量作ったものは除くこと。 リサイクルするために膨大な資源を使えば、ある意味では何でもリサイクルできます。たとえば使い終わったペットボトルを、自治体が完全に洗浄して分別し、日の最新工場へ送り、そこで全部を元の石油の成分に戻してもう一度、ペットボトルにすることはできます。 環境を無視すれば技

  • 武田邦彦 (中部大学): 人生の鱗 第五十四話  強いものの自由な世界

    集団が貧しい時には強いものをリーダーにつけ、あるいは強いものしか子供を持てないようにして生き延びる。でも、集団のメンバーは誰もが自分の生であり、自分の時である。その中で弱い者は苛められ、人生を持たない。 1930年にオルテガ・イ・ガセットが「大衆の反撃」を書いた。そこには人間の富があるレベルを超え、それまで貴族だけが味わうことができた生活を大衆も享受することができるようになり、それが社会や人生にどのような影響を与えるかが鋭く描かれている。 フィンランドは日とほぼ同じ面積を持ち、人口は日の22分の1である。しかも森が多く緯度は極端に高い。でも生活は豊かであり、自然は素晴らしい。フィンランドは原則として大学入学試験がなく学校では成績の序列をつけない。 彼らは学校を卒業すると森に入る。だから勉強は他人を蹴落とすためのものではなく、自らが森の中で生活するすべ、人生を豊かに送る素地をつけるためで

    udy
    udy 2007/06/28
    "私は長く教育や産業に携わり、頭の良い人、仕事ができる人、元気な人の中に偉人を見たことはない。それこそが私が教育に絶望する一つの理由である"
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