1970年代後半から1980年までの金価格の推移だけ眺めても、当時のドルへの信認がどれだけ揺らいでいたか理解できると思う。 ちょっよ読み辛いかもしれないけど、下の二つの表を参考にされたし。 ニクソンがドルと金との兌換を停止したのが1970年のドルショックである。 その後、金価格は暴騰して、当時としては、歴史的最高値である1980年2月に675ドル/トロイオンスを付ける。 その後、金価格はこの歴史的高値を更新することなく、暴落を続け、しばらく10年以上も安値圏から這いだせなくなる。 ((田中貴金属による日本円での金価格は、為替相場が1980年前後はまだ1ドル210円ちょっとだったので、1980年2月の5239円/グラムが、日本国内での歴史的最高値である。)))) 私も今回初めて金価格と言うものを大真面目に調べてみたけど、どうも金価格というのは、ドル換算だと、1999年から2000