私の新しいブログ「英語うんちく」でも紹介したのだが、AppleがiPhone用のアプリケーションの開発環境として「ブラウザー上のAjaxのみ」としたことに関して賛否両論が飛び交っている。 普段から「すべてのアプリケーションはウェブ・アプリケーションであるべき」と主張している私としては、Appleがこうした理由は良く理解できる。 「アプリケーションはインストールしてから使う」のがあたりまえな(もしくはあたりまえだった)パソコンにおいては、Windows APIに代表されるリッチ・クライアント用のAPIを提供して、その上にサードパーティのアプリケーションを作ってもらうというのはプラットフォーム戦略としては当然のことであった。 しかし、携帯電話に代表されるモバイル端末になると事情は変わってくる。良い証拠が、SymbianとWindows Mobileだ。それなりのリッチ・クライアント用のAPIを