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ブックマーク / nishiohirokazu.hatenadiary.org (6)

  • TensorFlow Playgroundはニューラルネットを理解するのにおススメ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    ネットワークの重みや各ニューロンがどういう入力の時に発火するのかが、学習していく過程で各時刻可視化されてとても良い教材です。 http://playground.tensorflow.org/ うずまきのデータセットに関して「中間層が1層しかないとうずまき(線形非分離な問題)は解けない」という誤解があるようなので、まずは1層でできるという絵を紹介。なお僕のタイムライン上では id:a2c が僕より先に気付いていたことを名誉のために言及しておきます。 で、じゃあよく言われる「線形非分離な問題が解けない」ってのはどういうことか。それはこんな問題設定。入力に適当な係数を掛けて足し合わせただけでは適切な境界を作ることができません。 こういうケースでは中間層を追加すると、中間層が入力の非線形な組み合わせを担当してくれるおかげで解けなかった問題が解けるようになります。 1つ目のデータセットでは特徴量の

    TensorFlow Playgroundはニューラルネットを理解するのにおススメ - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 正統的周辺参加論が生まれるまでの心理学の流れ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    Facebookに書いていると「この前メモしたアレをもう一度見たい」と思ったときに検索でヒットしなくて不便なのでこちらに転載。 - 今回の「組織科学」が「現場における学習」特集で、佐伯胖による記事が載っていて、イリイチのコンビビアリティの概念が出てきて、最終的に学ぶとは他者とコンヴィヴィアルな関係を生み出すことだ、と結論している。面白い。 組織科学 Vol.48 No.2 pp.38-49 佐伯胖 "そもそも「学ぶ」とはどういうことか:正統的周辺参加論の前と後" 正統的周辺参加論が生まれるまでの心理学の流れと、その後の変革の可能性についての話。 1913年にWatsonが「行動だけに注目したら心理学も自然科学になる(逆に言えばそれ以外は科学じゃねーよ)」と言ってから心理学は行動主義の全盛時代になった。この時代の考え方は「行動が起きた直後に報酬を与えたらその行動が強化される」(オペラント条件

    正統的周辺参加論が生まれるまでの心理学の流れ - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • プログラミング学習手段としての写経について - 西尾泰和のはてなダイアリー

    あるブログが「写経には効果がない」という趣旨のことを書いていて「何を言ってるんだ?」と思いじっくり読んでみたら、彼の言う写経は「動くとわかってる10000行のコードを何も思考せず作業として書き写すこと」を指しているようだった。「そんなわけないじゃん」と笑ってから「もしかして世の中は写経をそういう捉えてるのか?」と不安になった。 写経は自分の中にモデルを作るための行動で、他のもっと効率のよい方法と比べた場合の利点は「自分の中にモデルがなくても使える」点に尽きる。全く知識ゼロでいきなり「自分で考えて書く」ができる人はいない。考えるための材料となる知識をまず脳内に運び込む、それが写経だ。 写経の過程で大事なことは以下の3つだ。 1: 早く学びが得られるように、なるべく小さいコードで実験し、すぐに結果を確認する。 2: 疑問に思ったこと、考えたこと、気づいたことを書き留める。どうしてこういう書き方

    プログラミング学習手段としての写経について - 西尾泰和のはてなダイアリー
    udzura
    udzura 2013/03/27
    そういえばユニティ本のサンプルが変質JavaScriptしかないのでC#に翻訳しながら写経している。写していない……
  • Rackhubを試してみた日記 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    Rackhub: あなたのための、クラウド上のlocalhost。10秒で使える設定完了済み開発サーバーを試してみた。1行でまとめると、色々つまずいたけど33分で80番ポートでサービスを起動するところまでできた。残り17分でブログを書くところまでやる。 モノはこちら: sphinxweb ユーザ名とパスワードはそれぞれguest:guestとadmin:admin。詳しい説明は今度書く。Python製フレームワークのFlaskとSphinx WebSupportを使って作られている。ソースコードはこちら。nishio/sphinxweb at temp_rackhub 時間を計測しながら作業しようと思い立ってタイマーをスタートしてRackhubを検索するところから始めて、40秒でアカウントができた上に顔写真まで出てる。顔写真はあのサービス(名前忘れた)から引っ張ってきてるのね。 開始3分で

    Rackhubを試してみた日記 - 西尾泰和のはてなダイアリー
    udzura
    udzura 2012/06/08
    80 -> 5000 へのリバプロを立てなかったのは何故だろう
  • 遺伝子をモチーフにした言語「Genomy」を作りました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    最近、3年くらい前に書いた「そろそろ例のプロジェクトについて言及するか」についてTwitterで言及があったので思い出しました。「条件を満たしたものをすべて呼び出す」という設計思想でプログラムが書けてしまうという点について意外とみんなピンと来ないみたいだからコンセプトプルーフを実装してみようと思っていたんでした。 という訳で作りました。https://github.com/nishio/genomy 解説 「遺伝子はタンパク質の設計図」というところまでは教科書などでもよく言及されます。でも、その設計図には「どういう状況になったら作るべきか」「どういう状況では作るべきではないか」という情報も書かれています。 この「作るべきではない」(発現の抑制)がどう実現されているか、ザックリ説明しましょう。体の中にあるタンパク質があると、これがある遺伝子の周辺にへばりつき、その遺伝子からタンパク質を作る過

    遺伝子をモチーフにした言語「Genomy」を作りました - 西尾泰和のはてなダイアリー
    udzura
    udzura 2011/12/27
    これクールっすね
  • Ruby 1.9.2リリースとWEBrick脆弱性問題の顛末 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    はい、Ruby 1.9.2がリリースされましたね。このバージョンではWEBrick にゼロデイ攻撃可能な脆弱性 - スラッシュドット・ジャパンで紹介されている脆弱性が僕が書いたパッチで修正されているわけなのですけど、そもそもなんで僕が修正しているのか、って顛末がわりと面白いので紹介します。 Apple、upstreamに報告してくれないまま脆弱性をCVEに届け出る upstreamに連絡が来ないまま脆弱性が公開される ruby-devにAppleが書いたと思われるパッチが貼られる(Appleでない人間によって) パッチのライセンスが不明なので取り込めない ライセンスを問い合わせるAppleの窓口が不明なので問い合わせもできない ruby-devを読んだ人はライセンス上安全なパッチを書けない 脆弱性だから話は非公開に進めたい yuguiさんがruby-devを読んでない僕に書かせることにする

    Ruby 1.9.2リリースとWEBrick脆弱性問題の顛末 - 西尾泰和のはてなダイアリー
    udzura
    udzura 2011/11/14
    へえ~。 何でアップルが、と思ったけれど、そうか、 Mac OS X には Ruby が標準添付されてるのか
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