渡葉です。普段はゲーム会社でシナリオを書いております。 ……が、その前は何をしていたかというと、一般企業に勤めながらラノベ作家をしておりました。いわゆるプロとしての活動を始めたのは、ライトノベル業界が最初だったわけです。 先日、ゲームプランナーさんと雑談していて、その頃の思い出について少し語ったのですが、意外と当時得た知見にも役に立つものがありそうなので、一度、自分とライトノベルにまつわる話をここに残しておこうと思いました。 気が付けば作家時代からけっこう時間がたっていて、過去の話になりつつあるので、そのうち忘れちゃいそうだし。ちょっと話せば長くなりそうですが、今回はとりあえずワナビ時代から受賞するまでの話かな。ではどうぞ。 的外れにもがいていた時代時は2016年。石川県・金沢の居酒屋にて。オフ会で集まった友人たちに、私は決意を語りました。「俺はいままで、自分の好みだけで書いてきた。次こそ
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