『killer7』(キラーセブン)は、グラスホッパー・マニファクチュア(以下ghm)が開発し、カプコンより2005年に発売されたニンテンドーゲームキューブおよびPlayStation 2用アクションアドベンチャーゲーム。メーカー側のジャンル呼称は「多層人格アドベンチャー」。 超人的な能力を持つ殺し屋集団「killer7」を主人公として、怪物的テロリスト集団「笑う顔」との戦いを描くアクションアドベンチャーゲーム。主人公は多重人格で、各人格が異なる能力を持つ。ディレクター須田剛一の作家性が強く出た作品である。難解で謎めいたストーリーやスタイリッシュなキャラクター造形、トゥーンレンダリングを用いたクールな映像表現が特徴。 ゲームシステムは主にサードパーソン・シューティング形式で、リアルタイムの戦闘とマップ移動、およびマップ上でのアイテムの取得や謎解きによって進行する。須田剛一のghmでの過去作『