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Appleの株価がすごい勢いで上昇しているが、それもこれもWallstreet(日本で言う「兜町」)のiPhoneへの期待の大きさゆえのもの。世界の携帯電話出荷量のわずか1%の「年間一千万台販売」が目標であるにも関わらずに、なぜこんなことになるかを理解するには、携帯電話業界のビジネスモデルの理解が必要だ。そこで、今日はそのあたりの解説。 注目すべきなのは、$499(4GBモデル)、$599(8GBモデル)という「コストを反映したまっとうな」値段で売られているという点。 この点に関しては、日本も米国も同じだが、普通の携帯電話は「コスト以下」で売られるのが一般的である(「1円ケイタイ」が良い例)。どうしてそんなことが可能になるかというと、月額課金からの収益を見越した「販売奨励金」というものが小売店に渡されるからである。米国の場合で平均$250(約三万円)、日本では3万円から4万円とも言われるこ
日本の多くのマスコミは、再販制度や著作権などにより多くの利益を得ている為か、JASRACなどの権利者団体側の主張ばかり載せたがるので、首相官邸ホームページの知的財産推進計画2007の策定に3月に行われた「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集に提出されたアップルジャパンの意見が載っていますので紹介したいと思います。 以下引用 4 アップルジャパン(株) 知的財産戦略本部 「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集への応募 P102 (4)私的使用複製について結論を得る に関する意見 [結論] 科学的且つ客観的証拠に基づかない理由に依る私的録音録画補償金制度は即時 撤廃すべきである。 理由1 そもそも、著作物の私的複製により著作権者団体は常日頃、文化庁審議会の場等 で私的複製により権利侵害を被っている旨を主張しているが、その論には科学的且 つ客観的証拠は存在していない。
銀座Apple StoreのOne to Oneで手取り足取り教えてもらうの巻 startmac 昨日、銀座のApple StoreまでOne to Oneのトレーニングを受けに行ってきた。ワンダフルな体験だった。 子連れにも優しいApple Store One to Oneとは、Apple Storeでトレーナー(店員さん?)が手取り足取りMacの使い方を教えてくれるプログラム。入門的なものから、写真編集や動画編集、Podcastなどコースがいろいろあり、もっとアバウトに「こういうのがやりたい」と言うと教えてくれる「フリープロジェクト」というものまである。 料金は年間9,800円で、週に1回のトレーニングが利用可能。自分のMacを持っていけばそれで、持って行かなければお店のMacを使わせてもらえる。 MacBookに電源アダプター、ついでに妻と息子を一緒に連れて行ったが、電源アダプターは
少なくともMicrosoftのそれに比べれば、Appleの日本人開発者へのサポートは大きく劣っています。 それでも、Mac OS 9の頃までは、かの有名な「Inside Macintosh」を始め、日本語で書かれた開発者向け資料も多かったと記憶していますが、今日では、新参者にとってMac系のプログラミングは随分と敷き居が高いものになってしいました。 これは、 日本でもWindowsが圧倒的なシェアを握っている一方で、業務用システムの類いも総じてWebベースになった以上、今さら多大なコストを費やしてまで技術資料を和訳するほどの価値が見出せない といった見解の現れなのかもしれません。 Appleとて一営利企業ですから、勝算の薄い戦場では最小限の兵站でまかないつつ、状況の変化を待ちたいと考えるのは当然でしょう。 でも、もう一つの理由として私の脳裏をよぎったのは、 Appleは、もはや日本のソフト
昨日手に入れてから、twitterで最初の体験を実況中継していたApple TV。この手のデバイスの「おもてなし」を評価するには、一番最初の印象がとても大切なので、忘れないうちに箇条書きにしておく。 【良い点】 ・セットアップが簡単 - マニュアルを見ずに10分ぐらいでセットアップできた。 ・小さくて静か - ファンがないので静かだし、外付けACアダプターがないのが良い。 ・シンプルで使いやすいUI - さすがアップル。リモコンも最高。 ・多国語対応 - 米国で買ったモデルなのに、日本語フォントもちゃんと入っている。 ・美しいフォント - このあたりにこだわるところがアップル。とても大切。 ・上映中の映画の宣伝が見れる - 以外にもこれが結構楽しいし、役に立つ。 ・iTune上の音楽がテレビのスピーカーで聴ける - これがなかなか良い。 ・難しいことはiTunesからすればよい - タイト
先日の「スティーブ・ジョブズの面接試験、iPhone編」には、たくさんの方々にコメントをいただき、まさに双方向性のコミュニケーションの楽しさを満喫させていただいた。出題の際にも述べたが、この手の問題には特に決まった正解があるわけでもないので、出来るだけ多くの方から、さまざまな意見が出てくることそのものにとても価値がある。 しかし、出題者の私が皆さんの意見を読んでいるだけでは双方向性が不十分なので、今日は私なりの解釈を書いてみる。 結論から先に言えば、新生アップルの経営戦略が「パソコン上で走るiTunesをホーム・エンターテイメントにおけるメディア・ハブおよびメディア・ゲートウェイのデファクト・スタンダードにし、それにスポークとしてつながるさまざまなデバイスを開発し、同時にiTune Storeからそういったデバイス向けのさまざまなデジタル・コンテンツをiTunesを通して流通させる」という
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