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  • 波 2024年4月号 おつむの良い子は長居しない 第12回/高嶋政伸

    ※このエッセイには性暴力場面の撮影に関する記述があります 12 インティマシーコーディネーター 昨年はハードな役が続きました。何人もの愛人を囲い、人を殺めることもためらわない詐欺師。歯向かう者は消し、臓器ブローカーに死体を売り払う男。ショットガンで人を撃ち、手をナタで切り落とすサイコパスの連続殺人鬼。 中でも一番ハードだったのは、自分の娘に幼い頃から性的暴行を加え続けている父親の役。そう、NHKドラマ「大奥」で演じた徳川家慶です。放送後、大きな反響をいただきました。 この作品は、まず台を読んだ段階でストーリーがとても独創的なのが気に入りました。が、僕にとっても娘役の俳優さんにとっても心身ともにハードな現場になるのは明らかでしたので、お受けするにあたって僕は必ず「インティマシーコーディネーター」さんを付けてください、とお願いしました。制作サイドも最初からそのつもりでいらしたというので、それ

    波 2024年4月号 おつむの良い子は長居しない 第12回/高嶋政伸
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    ueshin 2024/03/29
    俳優が鬼畜の役を演じるときの心の葛藤と、インティマシーコーディネーターの役割が描かれている。演技であっても鬼畜と被害者を演じる役者の心の痛み。演技どころじゃないな。高島政伸。
  • 超人気サイト「村上さんのところ」が単行本と電子書籍に!|新潮社

    村上作品に関する素朴なクエスチョンから、日常生活のお悩み、ジャズ、生き方、翻訳小説、社会問題、、スワローズ、そして珍名ラブホテルまで――。大好評のうちに終了した期間限定サイト「村上さんのところ」が、書籍版と電子版2タイプで刊行されます! 選りすぐりの名問答をセレクトして、 フジモトマサルのイラストを加えた愛蔵版 何度でも読み返したい「人生の常備薬」 期間限定サイト「村上さんのところ」上で、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、じつに3716問! その中から、笑って泣いて考えさせる「名問答」473問を村上春樹人がセレクト。可愛くてちょっとシュールなフジモトマサルのイラストマンガ51点を加えた待望の書籍版! 3716問の全回答を完全収録! 超人気サイトのスタイルをそのままに 手軽に携帯してたっぷり読める電子版 期間限定サイト「村上さんのところ」上で、村上春樹が3か月半にわたって続けた回

    超人気サイト「村上さんのところ」が単行本と電子書籍に!|新潮社
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    ueshin 2015/04/30
    本になるか。
  • 村上春樹がなんでも答えます!期間限定サイト「村上さんのところ」1月15日 (木)午後オープン!|新潮社

    村上春樹があなたのメールに“できる限り”答えるサイト「村上さんのところ」がオープンしました。いろいろな質問・相談をお待ちしています。

    ueshin
    ueshin 2015/01/05
    お。さいきんどこ住んでいるんですか。
  • 『貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告【増補新版】―』 阿古智子 | 新潮社

    中国建国65周年、共産主義の理想は、なぜ歪んだ弱肉強の社会を生み出したのか。エイズ村、農民工、学歴競争、役人汚職、ネット世論、反日運動……中国社会の暗部に深く踏み込んだ女性研究者による衝撃の書。習近平政権発足後、ますます緊迫の度合いを深める階級闘争の最新レポート2章を加筆し、選書版で登場。

    『貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告【増補新版】―』 阿古智子 | 新潮社
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    ueshin 2014/10/02
    格差なんて共産主義の理念からいちばん遠いよね。もうそろそろ共産主義の概念にあてはまらない国かも。
  • 『精神論ぬきの保守主義』 仲正昌樹 | 新潮社

    保守主義とは、やっかいな思想である。進歩的な考え方に抗して、「古くからあるものを守ろう」というのがその主旨であるが、では何を守るのかといえば、それこそ人々の価値観によって、さまざまに異なってくる。日では「保守主義」というものが、一九世紀半ば以降の西欧的な近代化に抵抗する運動として現れたため、これを思想的に徹底すれば、江戸時代末期の生活習慣にまで戻るべきだということになる。けれどもそこまで気で「保守」を唱える人は少ないのであって、保守と言っても、やれ昭和に戻れ、明治に戻れといった復古的な主張が乱立するのみで、そこに思想的な一貫性があるようには思われない。 それでも保守主義は、それぞれの時代状況に応じて、進歩主義に対抗するための陣営をなしてきた。例えば第二次世界大戦後の冷戦状況のもとでは、マルクス=レーニン主義的な共産主義の思想が進歩的とみなされ、これに対抗する勢力、例えばアメリカ型の自由

    『精神論ぬきの保守主義』 仲正昌樹 | 新潮社
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    ueshin 2014/05/31
    日本の保守派って革新勢力なのか。「日本の“真正保守”は、なぜやたらと社会を“革新”したがるのか?」
  • 『新・幸福論―「近現代」の次に来るもの―』 内山節 | 新潮社

    私が暮らす福島県郡山市には原発避難民の仮設住宅が幾つもある。狭い「長屋」には、突然故郷を奪われた人々の結束、親和がある。自然にまとまったのではない。ばらばらの個の結び目には必ず、人との「関係」を好む慈愛あふれる住人がいる。この「人との関係」こそが書の鍵だ。 「私たちはどんな時代を生きているのか」。内山節氏はこう書き出す。「確かなものと感じられていたものが、次々に遠くに逃げていく」虚無の中に私たちは生きている。「大きな企業に勤めれば生涯安泰」「国家が私たちを守るという常識」は遠のき、代議制民主主義も経済成長も虚無となり、資主義も「とりあえずその内部にいる他ないがゆえにかかわっている」にすぎず、人々はすでにそこにも「虚無をみいだしている」。 日に限った話ではない。世界の論壇では「価値観の転換」が大きなテーマだ。米国を除けば先進諸国は生産年齢人口が頭打ちで、いずれ生産は落ち、新興国、途上国

    『新・幸福論―「近現代」の次に来るもの―』 内山節 | 新潮社
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    ueshin 2013/12/28
    内山節が坂の上の幸福論、山のあなたの幸福論。いまさらながらの問題であるけれども、いつも山のあなたを探すものかもね。
  • 池田純一『ウェブ文明論』|新潮社

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    ueshin 2013/05/25
    タイトルよりキャッチコピーのほうが魅力的だった。「なぜアメリカでは社会を変えるイノベーションが次々と生れるのか?」
  • 〈河合隼雄物語賞・学芸賞 創設記念〉村上春樹 公開インタビュー in 京都 | イベント・書店情報 | 新潮社

    村上春樹 ムラカミ・ハルキ 1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)がある。『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数。海外での文学賞受賞も多く、2006年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞を受賞。 村上春樹、河合隼雄に会いにいく 河合隼雄、村上春樹 村上春樹が語るアメリカ体験や1960年代学生紛争、オウム事件と阪

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    ueshin 2013/05/06
    きょうは村上春樹が京都で公開インタビューだね。もちろんチケットはもうないだろうけどね。この人、いまどこに住んでいるの?
  • 山本芳明『カネと文学―日本近代文学の経済史―』|新潮社

    芳明/著 文学はいつからえる職業になったのか――。苦闘の100年を辿る。 明治時代、文士は貧乏の代名詞だった。日露戦争や二度の世界大戦という激動の時代に、その状況はどう変化していったのか。痛ましい生活難をしのぎ、やがて社会的地位を獲得、ついには億を稼ぐ高額所得者が輩出するまで……。日記や書簡、随筆に綴られた赤裸な記録をもとに、近代文学の商品価値の変遷を追うユニークな試み。

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    ueshin 2013/03/29
    猪瀬直樹『作家の誕生』とかぶるね。作家をヒロイズムだけではなく、商品として読む目線は必要だね。
  • 藤原章生 『資本主義の「終わりの始まり」―ギリシャ、イタリアで起きていること―』 | 新潮社

    EU金融危機の質とは、単なる財政破綻問題ではなく、資主義そのものが変容する前兆ではないか? 我々の意識の底で、成長至上主義が終わろうとしているのではないか? ローマ駐在の新聞記者が、南欧の街頭で市民の話に耳を傾け、歴史や哲学、政治、経済などの碩学の知見も集め、資主義の「次の形」を探求した刺激的論考。

    藤原章生 『資本主義の「終わりの始まり」―ギリシャ、イタリアで起きていること―』 | 新潮社
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    ueshin 2012/11/22
    「資本主義そのものが変容する前兆ではないか? 我々の意識の底で、成長至上主義が終わろうとしているのではないか?」
  • 『脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―』 鶴見済 | 新潮社

    ――ミリオンセラーになった『完全自殺マニュアル』をはじめとして、九〇年代には精力的に執筆活動を続けていた鶴見さんにとって、このは実に十二年ぶりの新刊となります。この間はどういったことをされていたのでしょうか? よくデモに行ってましたね。国内では「格差」や「貧困」が問題とされるようになった頃からですが、それまでも「楽に生きること」をテーマに文章を書いてきたので、そういう「生きづらさ」にも文句を言わないとまずいだろう、ということで。それからもともと植物を育てるのが好きだったんですが、その流れで、畑で自然農を始めました。自給できるほどではないですが、べ物を作ってべていると、「来、生きるとはこういうことだったはずなのに」と感じるようになりました。今我々は、生きるのに必要なものは、全部お金を出して買っていますよね。そのために「働いてカネを稼ぐこと」が「生きること」になっている。でもこうなった

    『脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし―』 鶴見済 | 新潮社
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    ueshin 2012/07/07
    「畑で自然農を始めました。自給できるほどではないですが、食べ物を作って食べていると、「本来、生きるとはこういうことだったはずなのに」と感じるようになりました。」
  • 阿部和重『幼少の帝国―成熟を拒否する日本人―』|新潮社

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    ueshin 2012/06/02
    幼少とか幼児とかの言葉を使い出した本は、たんじゅんな二分法で人を切っているだけだからこういうタイトルの本を書く人は信用しないほうがいい。でも作家の阿部和重は一冊しか読んでないけど。
  • 『1Q84 BOOK1〈4月-6月〉前編』 村上春樹 | 新潮社

    書店で働く友人が、「詳しくはわからへんけど、村上春樹の新作が出るらしい」と教えてくれたのは2009年の春。売場の平台を大きく空けて用意しているというし、やっぱり出るというウワサは当だったのかと思いました。その頃の僕は毎日、新宿・渋谷のすべての屋を巡るみたいな生活でしたから、大好きな村上さんの新作が読めると思って、幸福感というか、ほんまに嬉しかったですね。もちろん出てすぐに『1Q84』BOOK1・2を買いました。必ず貸してくれというやつがいると思って2セット買っときました。もともと村上春樹さんのは古屋や新古書店になかなか出ないんです。僕もそうですけど、みんな大事に棚に入れてるからやと思う。今度の文庫はBOOK3まで出るので、一気に読み直そうと思っています。 大好きな作家のって、一行目からわくわくしますよね。『1Q84』の場合は、もうを開く瞬間から楽しいって感じでした。僕は村上さ

    『1Q84 BOOK1〈4月-6月〉前編』 村上春樹 | 新潮社
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    ueshin 2012/03/15
    4/1に新潮文庫で出されるそう。でも卵のスピーチ・ブームはもう去ったかな。
  • 五味文彦『西行と清盛―時代を拓いた二人―』|新潮社

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    ueshin 2011/12/16
    来年の大河ドラマの清盛は西行と同じ年生まれなのか。西行のドラマ化かあ。
  • 『貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―』 岩村充 | 新潮社

    格差と貧困、通貨危機、バブル、デフレ……なぜ「お金」は正しく機能しなくなったのか。四千年の経済史から、「右肩上がりの成長を前提としたシステム」の限界に鋭く迫るスリリングな論考。果たして、マイナス成長時代を生き抜く処方箋はあるのか? 日銀を飛び出した異色の経済学者が辿り着いた「貨幣多様化論」。

    『貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―』 岩村充 | 新潮社
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    ueshin 2010/10/06
    貨幣のあり方を問うことがとても大事。
  • 『逆光(上)』 トマス・ピンチョン、木原善彦/訳 | 新潮社

    〈トマス・ピンチョン全小説〉第二弾は、ピンチョン史上最長の巨大長編『逆光』(Against the Day, 2006)。なんと上下巻合計一七〇〇ページ、九二四〇円(税込)。並の単行六冊分だが、たぶん三十冊分以上の楽しみがあるから、そう考えると全然高くない。いやもう茫然とする面白さです。 物語は一八九三年のシカゴ万博から始まる。最初に登場するのは、〈不都号〉(Inconvenience)なる飛行船に乗り組む〈偶然の仲間〉五人組。彼らの冒険は、少年向けのヒーロー小説シリーズとなり、世界中で人気を集めているらしい。 ふむふむと思いつつページをめくると、もう一匹の乗組員、しゃべる犬のパグナックスが登場。読書好きなんだそうで、いきなりヘンリー・ジェイムズ読んでます(しゃべる球電やしゃべる巨大砂蚤も書には登場するので、このくらいで驚いてはいけません)。その後、〈不都号〉は、ニコラ・テスラの無線送

    『逆光(上)』 トマス・ピンチョン、木原善彦/訳 | 新潮社
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    ueshin 2010/09/30
    ピンチョンの2006年の作品か。わたしは「V」は上巻で挫折したかもしれない。高さに負けた。マンガ的でありながらマンガみたいにおもしろくはなかった覚えが。
  • グナル・ハインゾーン、猪股和夫/訳 『自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来―』 | 新潮社

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    ueshin 2008/12/19
    若者の人口層が増えているのか
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