要約 明治時代初期に関東地方を対象に作成された迅速測図をもとに、土地利用・被覆に関するデータベースを、オープンデータとして公開する。クラウドサービスを使用することにより、大規模な空間情報データベースの公開・維持・管理を、容易に実現できる。 キーワード:迅速測図、土地利用・被覆データベース、FOSS4G、GitHub 担当:農業環境変動研究センター・環境情報基盤研究領域・総合評価ユニット 代表連絡先:niaes_manual@ml.affrc.go.jp 分類:研究成果情報 背景・ねらい 歴史的農業環境閲覧システム(HABS)として公開さている関東地方の迅速測図は、農耕地における災害時の液状化、噴砂などの原因究明や防災のため、行政組織や報道機関などに利用されている。しかし画像データとして公開されているため、定量的評価が可能なデータへの要望がおおい。さらに、民間企業などが事業で利用できるように