一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)は2018年4月10日、国内のプリンタメーカー6社で構成する「大判インクジェットプリンタ部会」を4月1日に設立したと発表した。大判インクジェットプリンタメーカーの団体組織としては国内初となる。参加企業は沖電気工業、キヤノン、コニカミノルタ、セイコーエプソン、ブラザー工業、リコー。 作業安全性と、カタログ記載のスペック標準化を検討 部会内には、使用環境の安全性を検討する「環境・安全性分科会」と、カタログに記載する基本仕様の標準化を議論する「基本仕様記載項目標準化分科会」を設置。環境・安全性分科会では、印刷した成果物のシックハウス対策などといった環境配慮ではなく、労働者の作業安全に関する基準の検討などを想定している。 スペックの標準化では、保証項目(重量、サイズ、規格など)と参考値(条件付で記載される項目、例えば生産性など)、各社独自