本格的に人口減少時代に突入する日本社会。なぜ人口減少が起こり、どの程度減るのか、また減少する自治体ではどのような対策をするべきか。様々な議論が巻き起こる中、「デザイン」という切り口で地方自治体の人口減少問題の解決に取り組むのが、筧裕介氏だ。筧氏は、ソーシャルデザインチームissue+designの代表を務め、多様なアプローチで地域が抱える課題解決に取り組んでいる。 「人口減少の問題が議論される場が増えています。これからの日本を考え、議論する土台として、人口減少をデザインで表現することが必要だと思いました」 そこで、書籍『人口減少×デザイン』で、人口のシミュレーションと問題解決に向けた未来への提言を示した。本書で示されるデザインは、2つの意味を持つ。 「1つめは、問題の本質を捉えること。デザインで視覚化することで、問題の本質をあぶり出し、わかりやすく伝えることができます。2つめは、問題解決の
「健康経営」を実践し、従業員の健康を大切にすることは、企業の競争力向上につながる。経済産業省は、「健康経営」の普及・浸透に向け、様々な施策を展開。その狙いと展望を、ヘルスケア産業課長・江崎禎英氏が語る。 経済が豊かになり、誰もが「健康で長生きしたい」と願えば社会は必然的に高齢化します。他方、増大の一途をたどる社会保障費を見ると、リタイアしてから健康に気を付けたのでは、遅すぎます。現役時代から健康を気遣うことが、本人のためであるのはもちろん、医療費や介護費用の抑制など、社会のためにもなります。さらに、早い段階から健康への関心が高まれば、健康関連の産業も増え、経済の活性化にもつながります。 健康経営に必要なトップの理解 しかしながら、働く世代の人々も健康に注意することの大切さは解っていても、日々の仕事が忙しくて何もできていない人が多いのも実情です。会社の人事部が健康管理の重要性を訴えても、経営
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く