秋田市内の任意団体がまとめた「秋田竿燈(かんとう)まつり位置確認オープンデータ」が2月5日、一般社団法人「オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構」(東京都千代田区)の表彰事業で「シビックテック賞」を受賞した。 竿燈会ごと時間別の演技場所を確認できるオープンデータ活用例 オープンデータやビッグデータの推進に向けた課題解決に関する研究活動などに取り組む同機構が、オープンデータやデータを使った地方創生などの優れた取り組みを対象に2013年度から行う表彰事業。6回目を数える今回は、「ダイヤ編成支援システム」「省庁横断の報告書検索サービス」など20件の取り組みを選定し、表彰する。 「竿燈まつり」を扱う同データは、70団体以上ある町内や企業の「竿燈会」が、上り・下り合わせて約1700メートルの通りを約17分ごとに移動しながら3回に分けて演技を繰り返す祭りの性質を受け、観覧者が目当ての町内や企業を