さて、本日は ezdxf を使って Python で DXF を扱ってみようと思います。 DXF とは 以下エントリーでも少し紹介しているのですが、DXFは、Autodesk社が開発したファイル形式の1つで、CAD 系のデータですね。しかし、GIS の世界でも DXF はよく使われます。 www.gis-py.com ezdxf とは DXF を扱うための Python ライブラリです。データの読み書きを行うことができます。 pypi.org サンプルデータ ArcGIS Pro で以下のようなデータを用意しました。 1.浄水場名(アノテーション) 2.浄水場(ポイント) 3.河川(ライン) 4.神奈川県(ポリゴン) これをジオプロで「ExportCAD.dxf」という名称のDXFに出力します。 できあがった DXF を ArcGIS Pro で読み込むとこのようになります。 ちなみにです
本日は PythonでGISデータを扱う際に便利なライブラリについてまとめてみようと思います。ほとんどが過去のエントリーで紹介しているものですが、これからGISデータを扱おうと思っている方やたくさんライブラリがある中でどういったものを選択していいのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。 メジャーなライブラリ まずはこれを使っておけば間違いないというライブラリを紹介します。 GDAL PythonのGIS系ライブラリと言えばまずGDALを思い浮かべるくらいメジャーなライブラリです。ベクターからラスター、また、データの読み込みから書き込みまで基本的なことは何でもできると考えて大丈夫です。過去のエントリーでもGDALに関していくつかの機能を紹介しています。 www.gis-py.com www.gis-py.com www.gis-py.com www.gis-py.com GeoPand
さて、ブログの更新が滞っていましたが再開させようと思います。今回はArcPyでサブタイプの取得方法を紹介したいと思います。 サブタイプとは?! そもそもサブタイプとは何なのでしょうか? サブタイプは、フィーチャクラスのデータを分類する場合に使用します。例えば、道路を表現する場合に高速道路、国道、地方道と別々のフィーチャクラスを作成するのではなく、道路という単一のフィーチャクラスの属性値で種類を高速道路、国道、地方道のように分類します。(←ESRIさんのサイトから丸パクリしました) つまり、一つのレイヤ(道路)の中で複数の地物(高速道路や国道など)を管理することができるということですね。例えば、DMなんかだとレイヤ数が200以上になってしまいます。これだとレイヤ数が多くなって管理しにくいので、サブタイプを使用する必要があります。そうすればレイヤ数を減らして管理しやすくなりますね(Zmapなど
さて、本日はラインの端点の角度を取得しようと思います。ラインの端点にはシンボルを置くことが多いので、端点の角度を取得して、そこにのっかるポイントに角度を与える場合などに使えるかと思います。 環境 Windows7 64bit ArcGIS10.2 Python2.7.3 事前準備 対象GDBの作成(今回はGeneralize.gdbを作成しました) フィーチャクラスの作成(今回はLineを作成しました) プログラムで取得できる値 対象のフィーチャクラスにおいて、端点の角度を含む以下情報をListで返します。端点以外の頂点の情報は格納しません。 [0]:OBJECTID [1]:X [2]:Y [3]:頂点区分 1:始点 2:終点 [4]:角度 対象データ 以下のようなサンプルデータを作成しました。 左から順に作図しました。 サンプル ■calcangle.py # -*- coding:
本日は当ブログでもよく使用しているESRIさんの日本地図を加工してみようと思います。このデータは全国の市区町村ごとのポリゴンデータなのですが、県ごとのポリゴンが欲しいという方もいるかと思います。単純に県ごとにするだけなら簡単なのですが、人口や世帯数といったデータも一緒に集約することはArcMapではできない?!のではないでしょうか。←自分がやり方を知らないだけかもですが・・・ また、今回のソースと加工したデータはGitHubで公開しました。 https://github.com/sanvarie/MinnanoArcGIS URL 以下サイトでダウンロード可能です。 全国市区町村界データ | 製品 | ESRIジャパン 仕様 ただのコピペですが。 データ仕様 ・フォーマット シェープファイル ・図形タイプ ポリゴン ・座標系 地理座標系 日本測地系 2000(緯度経度 JGD 2000)
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