マンション歳末投げ売り…ついに値引き3千万円超も 1年で30%超ダウン物件も 1250万円引きの新価格が目を引くグローベルスの新築マンション(クリックで拡大) 新築マンションを購入予定のサラリーマンにとって、この冬は最大のチャンスとなりそうだ。逆風にさらされている不動産会社が資金繰りをつけるため、在庫マンションを大幅に値下げして処分する動きを加速。神奈川県内では、6000万円の物件が3000万円超も値引きされていたというから驚きだ。バーゲンセール状態の現場の実情をリポートする。 東京都内のITベンチャー企業に勤務する男性(45)は、新聞の折り込みチラシを見て思わず絶句した。チラシは、今年5月に竣工した東京都江東区の新築マンション「グローベル ザ・スイート 森下」をPRするもので、4140万円の1LDK(40.47平方メートル)が1250万円引きの2890万円で販売されることを強調していた。