カンヌ国際広告祭で21日、プレス部門が発表され、ベネトンの「UNHATE(反・憎悪)」キャンペーンが金賞に輝いた。 イタリアのアパレル大手ベネトンが昨年11月に各国要人がキスをしてる合成写真を使用した広告は、日本でも数多く報道され大きな反響を呼んだのは記憶に新しい。世界60カ国で数多く報道され、全世界5億人の人々がこの広告を目にしたという。 バラク・オバマ(アメリカ大統領)とウゴ・チャベス(ベネズエラ大統領) ベンヤミン・ネタニヤフ(イスラエル首相)とマフムード・アッバース(パレスチナ大統領) アンゲラ・メルケル(ドイツ首相)とニコラ・サルコジ(フランス大統領) 想定通り(?)ローマ法王庁からの強い抗議を受け、ローマ法王ベネディクト16世とイスラム教指導者アフマド・アル・タイーブ師とのキスシーンの合成写真を撤去するに至るなど、事後処理も話題となった。 広告の趣旨である「人々や異文化間の相互