A 熱中症は厳しい暑さで体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなって起きる。めまいやけいれんなどの症状があり、最悪の場合、死に至ることもあるためだ。高齢者は暑さを感じにくく、自覚のないまま脱水症状が進むことがあるため要注意。 Q 有効な対策は。 A ささいなことだが、小まめな水分補給が大切。酷暑の日中に外出することは控えるべきだが、出かけなければならない場合は、涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も効果的だ。帰宅したら、冷たいシャワーを浴びたり、水風呂に入ったりして体温を下げるのもよい。 Q 屋内での注意点は。 A 日中は温度計をチェックしてエアコンをつけて室温を下げるのが望ましい。東京電力によると、25日は午後3時までの最大電力消費量は4801万キロ・ワット。供給力に対する使用電力の割合を示す「使用率」は91%だったが、東京電力では「逼迫(ひっぱく)した状況ではないので、適