文章の主旨は本文をお読みいただければ(タイトルをみて想像がつく方、だいたい想像の通りだ)。アメリカ依存の人には2種類あって、1つはアメリカを手本としてそれに倣おうとする人、もう1つはアメリカを批判対象としてその批判によって何かを語ろうという人だ。で、この方は後者だということになる。何につけアメリカを引き合いに出さないと批判ができないというのは、アメリカをよろずの手本にするのと同じぐらいナイーブだよなぁ、などという思いが瞬間頭をよぎったりするが、まあそれはひとまずおいといて。 世界は広いなぁ、と思ったのは、その文章に次のようなくだりがあったからだ。 そのアメリカの共食い競争を見て、ヨーロッパはもうアメリカに投資しない、ドルなんか持たない、となった。それでアメリカは猛烈な金詰まりに陥って、ヨーロッパにある財産を売って持ち帰るということをときどきする。これをリパトリエーションというが、ブッシュの
![その「アメリカ」という国はどこにあるのですか? - H-Yamaguchi.net](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/887f28af5c3528fa0b62669a7681e04edec605e3/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fhyamaguti.cocolog-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)