Born to Kvetch : Yiddish Language and Culture in All Its Moods Yiddishというのは、ユダヤ人の言語。イスラエル語、じゃなくって、モーゼの十戒とか、ああいう話の頃に国を負われたユダヤ人たちが、以降数千年、様々な国を転々とするうちに培われた言語である。 とはいっても、ユダヤ人でも話せる人は限られる。が、Yiddishの単語はアメリカ英語の語彙に食い込んでいるので、それと知らずに耳にしていることもあるかも。ニューヨークなんか特に。 この本は、そのYiddishについて、大学講師兼コメディアン兼小説家兼自らを「Yiddish National Treasure(Yiddish国宝)」と名乗る作者が書いたもの。(もちろんYiddishには国はない。) なかでも、Yiddish的表現の根幹を成す「Kvetch(クヴェッチ)」=「不平を
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