まだまだ暑くなるの? とうとう日本国内でも、40度近い気温を記録する日も珍しくなくなった今日この頃。夏本番の8月を迎える前に、すでにこんな調子で、いったいどこまで今年は猛暑が続くのでしょうか? このままだと本当に観測史上最高に暑い夏の記録を更新してしまうのではと恐ろしくなりますね。 ちなみに上の折れ線グラフは、ニューヨークのマンハッタンにある、NASAのGoddard Institute for Space Studie(GISS)研究所が集計した観測データをもとに、1880年から現在までの地球の年間平均気温の推移を表示したものです。中央の基準となる横線は、1880年から1910年までの30年間の平均気温を0としたもので、その基準値に対するプラス/マイナスが一目でわかるようになっています。年ごとに上がり下がりこそあるものの、過去数十年間で確実に地球の気温は上昇傾向にあることが如実に示されて
日本の戦後政治史を俯瞰すると、改憲に必要な3分の2以上の議席確保を目的として、保守派から小選挙区制が度々持ち出されて来たことがわかる。また小選挙区制は、二大政党制の形成による少数派の排除の道具でもあった。資料を元に、改憲と小選挙区制そして二大政党制の戦後政治史を少しばかり描き出してみたい。 1947年 / 小選挙区制と二大政党制が理想 国民主権となって初めての総選挙が行われる。この時選挙制度は、46年の大選挙区制限連記制から、42年以前の中選挙区単記制に復帰した。この選挙法の改正における保守派の狙いは、連記制では共産党と女性が伸びると見て、それらを排除することにあった。後に保守合同の立て役者となる三木武吉は、46年の総選挙で社会党と共産党が伸びたのを見て、保守各派を連合しないと「日本は大変なことだ」と思ったという。 植原悦二郎内相は、記者会見で「二大政党主義による政党政治の安定確立という建
日本共産党の東日本大震災現地対策本部は6日、被災者支援制度をまとめて紹介した「手引」「被災者の生活、暮らしの支援制度の紹介・No.2」を作成しました。 未曽有の大災害をもたらした「東日本大震災」。福島原発事故による放射能汚染の広がりなど予断は許しません。そうしたなか、苦境から立ち上がり、再建・復興をめざす努力が各地ではじまっています。 それだけに、被災者の支援と復興のために国の総力あげてのとりくみがますます重要になっています。日本共産党はこの間、被災者の救援、生活支援に全力をあげ、福島原発事故では、志位委員長が国に責任ある対応を求めてきました。 いま、被災地のみなさんの切実な訴え、復興への思いが国を動かし、被災者支援のために現行制度の特例措置や減免の具体化などがうちだされてきています。その主な内容を紹介します。先に発行した「支援制度紹介・No.1」とあわせてご活用ください。 「り災証明書」
震度7の真上にいた人間として、どうしても伝えたいことがあります。 それは「地震がおこったらどういった行動をとればいいか」ということ。 経験者にしか語れないことってあると思います。どんなに想像力豊かな人でもその場にならないとわからないことってあるのです。 いろいろありますが、箇条書きにしていきますね。「家自体は倒れなかった」「火事に巻き込まれなかった」ことを前提として話をすすめます。 震度7級の地震だったら、まったく動けません。 近くの家具につかまって身体を支えるのがやっと。183センチの大男でスポーツをわりかしやっていたボクですら、ベッドから一歩も動けなかった。 とにかく「一歩も動けない」と思っておいた方がいいです。 だから火なんか消せません。第一、四方から家具が倒れてきます。下敷きにならず怪我しないのが精一杯でしょう。んー、机の下に隠れるくらいはできるかな、どーかなぁ、というレベル。火事
阪神大震災・・・。 あの日、震度7の真上にいた人間として、ちょっとだけサジェスチョンをしようと思います。 それは「地震が起こる前にどういう準備をしておけばいいのか」ということ。 経験者しか語れないことってあると思います。悔恨をこめてお伝えします。状況によっていろいろあるのですが、ボクが実際に体験した例からいくつかピックアップして「備え」について書いてみようと思います。 なるべく少なめに、箇条書きにしていきます。最低限これだけは、というレベルのことです。参考にしてください。 家具の固定、してますか? 「あぁ、わかってはいるんだけど、壁に穴あけたくないし、それにあれってインテリアとしてもちょっとねぇ…」って? ええ、気持ちはよ~くわかります。でもそんなの震災を一度でも経験しちゃえば口が裂けても言わなくなりますよ。だって、家具に押しつぶされて亡くなった方、山ほどいるんですから。 最低限、押しつぶ
ブログの読者さんのコメントで初めて知ったのですが、どうも「輸入インフルワクチンで不妊が起こる」というデマが流れているようです。 「輸入インフルワクチンで不妊が起こる」というのは嘘です。根拠は全くありません。 出所となっているサイト(あえて晒しません)によると、以下のような話。 「輸入インフルエンザワクチンには、添加剤としてMF-59というアジュバント が使われている」 「MF-59は、もともと動物用の不妊ワクチンに含まれていた物質である。だから、不妊ワクチンと同じ組成をもつ輸入インフルエンザワクチンを打つと不妊になる」 アジュバントというのは、ワクチンの効果を高めるために使われる免疫増強剤の一種です。詳しくは、以下のリンクを参照してください。 ワクチンの隠し味「アジュバント」 今回のデマでは、「アジュバントとして使われているMF-59に不妊作用がある」ということになっています。これは大きな
これこそ、日本中のカエルとその愛好家を恐怖のどん底におとしいれた「カエルツボカビ症」である。 この病気は真菌(水虫菌などと同じ系統の菌)がカエルなどの両生類の皮膚に寄生することで発症するのだが、驚くべきはその致死率である。中南米やオーストラリアにおける被害は甚大で、ある地域ではこの病気の侵入により、わずか数カ月で90%ものカエルが絶滅したという報告もあるほどだ。 そして2009年。日本中の田畑からはカエルが姿を消し、夏の風物詩を失った日本の生態系は大きく乱れた……かと言うとそうではなく、うちの田舎の田んぼでも、あいかわらずカエルはケロケロと大合唱している。 あれ? じゃあ、結局カエルツボカビ症ってどうなったのかしら。 あれだけ世間をにぎわせたのがウソのような現状に、安堵しつつも疑問を感じたのでWWFジャパンに問い合わせてみた。 すると何とも意外な回答が得られた。 その後の研究で、日本の両生
太陽観測衛星「ひので」がX線でとらえた今年3月の太陽。活動が低く、暗い部分が多い=国立天文台提供 太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んでいる。これまでのパターンだと再来年には活動の極大期を迎えるはずなのに、活発さの指標となる黒点がほとんど現れない。研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性がある」と慌て始めた。国立天文台は今月下旬に研究者を集めた検討会を開く。 太陽の活動は約11年周期で活発になったり、静穏になったりというパターンを繰り返している。活動ぶりの指標が表面にシミのように見える黒点。黒点の周辺では爆発現象が多く起こり、黒点が多いほど、太陽の活動が活発だ。 ところが、デンマークの太陽黒点数データセンターによると、黒点の多さを表す「相対数」は08年が2.9で、過去100年で1913年の1.4に次ぐ2番目の少なさだった。今年はさらに減り、4月までの暫定値が1.2
ラサ燃える(その89)核施設銀座に「堰き止め湖」放水すると下流には廃棄した化学物質を埋めた汚染地域が広がっており、流れるのは「タダの水」ではなさそうな悪寒 唐家山地区の堰止め湖の放流が始まらないと思ったら、飛んでもない話が。 敬愛する産経新聞の福島香織記者がご自身のblog「北京趣聞博客」でその辺りを手際よくまとめて下さっている。 被災地からもどってきて3 放射能汚染の恐怖?(続報あり) 2008/06/07 03:27 これを読むと 1. 今回の震源地の周辺は、中国有数の「核施設銀座」 2. 第三次世界大戦を恐れた毛沢東が、「死んだ断層」と考えられていた四川省の龍門山断層に沿った地域に核研究のための軍事施設を作らせた。この辺りは水が豊富で、山の中にあり、秘密の核研究をするにはうってつけの立地だった 3. 現在、中国共産党は情報統制を行っており、核施設に関する情報は、中央からはかなり限定的
地震に強い家庭、災害に負けない暮らしのために。地震や洪水などの災害から家族を守るための防災知識を提供するサイトです。 働き盛り・忙しい方のための 地震・洪水災害防災マニュアル 東京近郊版(東京・神奈川・千葉・埼玉) 渓流防災研究所代表 厚田大祐 情報の提供・お問い合わせ << 前のページから続く 2.1.2 どんな地震が発生する?(後編:迫りつつある首都直下型地震) 首都直下型地震発生の切迫性は高いと言われています。これについて、中央防災会議、首都直下地震対策専門調査会(第12回)が提出した地震ワーキンググループ報告書(pdf)および同図表集(pdf)をもとに、首都直下型地震の切迫性について説明します。 関東地方が地震の活動期に入ったと考えられている理由 下図をご覧下さい。関東地方に大災害をもたらした最大の地震は1703年に発生した元禄地震です。そのマグニチュードは7.9から8.2で関
三峡ダム(さんきょうダム)は、中華人民共和国の長江中流域の湖北省宜昌市三斗坪にある大型重力式コンクリートダムである。1993年に着工し、2009年に完成した。洪水抑制・電力供給・水運改善を主目的としている。2250万キロワット (kW) の発電が可能な世界最大の水力発電所である、三峡ダム水力発電所を併設する[2][3]。 三峡ダム発電所のフランシス水車。 概要[編集] ダムは長江三峡のうち最も下流にある西陵峡の半ば(湖北省宜昌市夷陵区三斗坪鎮)に建設された。貯水池は宜昌市街の上流の三斗坪鎮に始まり、重慶市街の下流に至る約660キロメートルに渡り、下流域の洪水を抑制すると共に長江の水運に大きな利便性をもたらす。このダムの建設によって、それまで重慶市中心部には排水量3000トン級の船しか遡上できなかったのが、1万トン級の大型船舶まで航行できるようになった[4]。加えて、水力発電所は中国の年間消
人はなぜ「自分は大丈夫」と思うのか,防災研究家の片田群馬大学教授に聞く(前編) 群馬大学工学部教授 片田 敏孝氏 人は,何らかの被害が予想される状況でも「自分は大丈夫」と思ってしまいがちだ。一般ユーザーの「セキュリティ対策をしなくても,自分は大丈夫」と思う意識に,悩んでいるセキュリティ専門家は多いだろう。防災研究家で群馬大学工学部教授の片田敏孝氏は,人のこのような心のあり方を「正常化の偏見(normalcy bias)」と呼ぶ。 「正常化の偏見」とは,「自分にとって都合の悪い情報を無視したり,過小評価したりしてしまう人の特性」のことを言う。片田教授によれば,津波の危険地域に住んでいても,しばらく津波がなかったり,「津波警報」が出ても実際に津波が来なかったりすると,人は次に津波警報が出ても「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」と思って,避難しなくなってしまうという。 それでも片田教授は,津波や土砂
例の納豆ダイエット捏造報道に関連して、ネット上の記述で少し気になったことがあるので書いておきます。 納豆とは全く関係がないのですが、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は、アメリカではアンチエイジング用として良く使われているサプリメントの一つです。根拠は加齢とともに減っていくものだから、増やせば良いのではないかということで、CoQ10のようなものと一緒です。ただし、それ以上の根拠はありません。例えば加齢によって減った髪の毛を増やせば体も若返るかというと、誰もそうは思わないのでは(髪の毛の方が見た目にはっきり影響があるので効果はあるかもしれませんが)? そこで米国は国費で長期間臨床研究を行っています。このサイトでも紹介済みですが、その結果は発表されています。エディトリアルでも取り上げられていますし、BMJなどの他の有名医学誌でも紹介していますので、医学の世界ではそれなりに認知されている話
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