2月2日、イエメンのアリ・アブドラ・サレハ大統領は大統領続投を目指さない方針を示した。先月撮影(2011年 ロイター/Khaled Abdullah) [サヌア 2日 ロイター] イエメンのアリ・アブドラ・サレハ大統領は2日、大統領続投を目指さない方針を示した。現在の任期が満了する2013年をもって30年続けた大統領の座から降りる。 【チュニジア政変がアラブ諸国へ飛び火】 特集 エジプト情勢 チュニジアの政変、それに続くエジプトでの大統領辞任要求デモを踏まえた決定とみられる。 サレハ大統領は、息子を後継者としないことも約束した。 大統領は「任期の延長も世襲もない、時計をリセットするようなことはしない」と述べた。 サヌアでは3日に大規模なデモが予定されている。 【関連記事】 イエメン反政府デモで19人逮捕、チュニジアに触発 イエメン沖で難民船が転覆、エチオピア人ら40人以上死