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内乱の続くリビアの首都トリポリや最高指導者カダフィ大佐派が掌握する諸都市では、市民の監視や盗聴、拘束といった「恐怖の支配」が続いており、正確な情報入手は困難を極める。「解放」された東部ベンガジや国外に出た市民から、大佐独裁への批判が噴出しているのとは対照的だ。 体制側は、反体制デモの際に撮影した写真に基づき市民を拘束、行方不明になった市民が急増しているもようだ。ビルに狙撃兵も配置されており、命を失う危険が大きいデモ参加に二の足を踏む市民が大半といわれる。 隣国チュニジアで取材に応じたトリポリ市民の一人は、「カダフィ大佐はほとんどの国民に嫌われている。だが、盗聴や拷問を恐れ、国民は思ったままの気持ちを打ち明けられない」と証言する。別の市民も「外国人と接触すれば当局から目を付けられる。外国の記者との接触はもってのほかだ」と話す。 英BBC放送や中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどのメディ
米メリーランド(Maryland)州ハイアッツビル(Hyattsville)の高校前で、「ゲイ軍団」「米国はゲイ国家だ」など反同性愛のスローガンが書かれたプラカードを掲げるウェストボロ・バプティスト教会(Westboro Baptist Church)のメンバー。同高校と教師らが「現代の道徳的基準を破壊している」と主張している(2011年3月1日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM 【3月3日 AFP】イラクで戦死した米兵の葬儀が営まれている近くで、「兵士の死を神に感謝する」「神は同性愛者を憎む」などと書いたプラカードを掲げてデモを行い、遺族から訴えられた米キリスト教会に対し、米連邦最高裁判所は2日、教会側の行動は米憲法で保障された表現の自由にあたるとの判断を下した。 この教会はウェストボロ・バプティスト教会(Westboro Baptist Church)で、創始者フレッド・
アブドルジャリル前司法書記(法相)=越田省吾撮影 【カイロ=古谷祐伸、ベンガジ(リビア東部)=井上道夫】リビアの最高指導者カダフィ大佐に反発して辞職したアブドルジャリル前司法書記(法相)は26日夜、暫定政府を近く樹立すると発表した。支配地域を広げつつある反体制派による、カダフィ政権崩壊をにらんだ動きとして注目される。政権側は徹底抗戦の構えだが、首都トリポリの一部は反体制派が掌握した模様だ。 中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどによると、アブドルジャリル氏は、(1)暫定政府は各都市の代表者らで構成、軍人も加わる(2)暫定政府本部は東部の拠点都市ベンガジに置く(3)3カ月以内に選挙を実施――などと東部の町ベイダで発表した。詳細は27日にベンガジで明らかにするという。 アブドルジャリル氏は「母国は一つ。首都はトリポリだ」と語り、国民に支持を訴えた。だが、部族のつながりが強いリビアで、カ
中東の窓 2024年08月11日 16:10 イスラエルイラン 退院後も体調があまりすぐれず、気力も猛暑に押されて、中東ニュースもほとんど読んでおらず、どうも中東問題についても、かなり情報遅れになっている感じがします。 とりあえずの当方の認識程度はつぎのような程度ですが、どなたかもう少し最近の情勢に合わせ、訂正でもしていただければ幸いです。 ということ、とりあえずの認識を書いてみると、イスラエルのハマス指導者ハニエおよびヒズボッラーの軍幹部の暗殺以降、イランの最高指導者の公然たる、全面報復の呼びかけもあり、イランのイスラエルに対する大規模報復は必然で、問題はあるかないかではなく、いつ、どこで、どのような形でどの程度の規模のものとなるかの問題かと思われました。 この間、米は地中海の巡洋艦や新空母の展開等を通じ、そのような場合には全面的にイスラエルを支援する立場を鮮明にしていました。 作戦継続
題名は室町時代の禅僧・夢窓疎石の言葉で「別に工夫なし」。ここはそんな境地にいつか到達したい、日本ではまだ有名でない映画監督・藤原敏史が勝手に愚痴ってるブログです 2011年2月11日、ムハンマド・ホシニ・ムバラク・エジプト大統領の辞任が発表されたとき、アルジャジーラの記者はこれを「人間の尊厳の革命」と呼んだ。 アルジャジーラのまとめ映像「エジプトの新しい夜明け」 今日現在、この「指導者なき」「民衆」の革命は、アルジェリアに波及している。 「指導者なき」であり、ほんの数週間前まではムバラク政権に有力な対抗勢力があったわけでもないが故に、先進国とくに日本のメディアは、やたらと今後の不安を強調するのだが、考えてみたらとてもバカバカしいことである。 30年間の強権的な秘密警察支配体制と、賄賂とコネで廻って来た政治の国で、有力な対立候補がすっと出て来るのなら、それもしょせんはその30年間の官僚的な腐
There is no room for compromise. Either the entire Mubarak edifice falls, or the uprising is betrayed One cannot but note the "miraculous" nature of the events in Egypt: something has happened that few predicted, violating the experts' opinions, as if the uprising was not simply the result of social causes but the intervention of a mysterious agency that we can call, in a Platonic way, the eternal
【カイロ=花房良祐】29年間にわたりエジプトを統治してきたムバラク大統領が11日、辞任した。スレイマン副大統領は同日、国営テレビを通じて「ムバラク大統領は辞任を決断した」と話し、権力を軍が掌握すると宣言した。チュニジア政変に触発されてエジプトでは1月25日から連日抗議デモが続いていた。9月の大統領選挙への不出馬を表明していたが即時辞任要求は収まらず、任期半ばの退任を余儀なくされた。米国政府は歓迎する意向だ。
(01/02)【越年動画】アテナイのアクロポリス(アテネ) (12/31)【年末の御挨拶】良いお年をお迎えください (08/20)【インフォメーション】わがLinktree(リンクツリー) (04/24)【音源】有志が作成したらしい「れいわ新選組応援歌」 (01/01)賀正 (08/03)【プチ日記】マストドン(Mastodon)をせっせと更新中 (12/27)年末のごあいさつ「2019年もありがとうございました」 (07/21)本日は第25回参議院議員通常選挙の投票日である (12/27)当ブログの後継ブログのデザインを一新した (11/21)当ブログのサイドバーを手直しした (07/14)【お知らせ】当ブログの「後継ブログ」をせっせと更新しております (03/31)〔ひとりごと〕今年度も今日でおしまい (01/16)【お知らせ】当ブログの「後継ブログ」をせっせと更新しております (01
前回のこの連載原稿が掲載された1月28日金曜日、日本時間では夕方にあたる時間帯、イスラムの週間行事では最も盛大な、モスクでの「金曜集会」が終わったあと、誰が誘うともなく、集まった人々がデモ行進に連なって、「エジプト騒乱」が始まった。 本コラムのリリース時点でも、ムバラク政権の退陣時期について米国を中心とする大国とエジプト政府との熾烈な交渉が、民衆間の衝突と並行して進んでいる。 エジプトの問題を「革命」とか「レボリューション」などと表記するものを目にするが、こうしたことには慎重であるべきだと思う。 エジプト・アラブ共和国は国連加盟国でホスニー・ムバラク大統領はその国家元首だ。30年にわたる長期政権の統治に不満を持つ民衆がいることは間違いないだろう。 しかし暴動が起きたという情報から、即座に「革命」といった言葉を使うのは安易に過ぎると言わねばならない。 むろんそれは、政府による民衆のデモンスト
先週、エジプト政府が国内のインターネット網を遮断してから数時間後、意外な連中が状況打開に乗り出した。世界の「ハッカー」たちだ。 すべての始まりは、アメリカの起業家シャービン・ピシェバーがネットが遮断直後にツイッターに書き込んだメッセージ。エジプトにある普通のノートパソコンをインターネットルーターに転換するソフトウェアを現地に送りたい、そのために力を貸してほしいというものだ。このソフトを使って、パソコンからパソコンへメッセージを順次送っていく形の通信網「メッシュネットワーク」を作ろうというのだ。 世界の技術者たちはこのメッセージを次々に広め、「オープン・メッシュ・プロジェクト」への協力を申し出た。ルーター機能を生かせば近くの人との通信は可能になる。もしネットワーク内の1台がダメになっても、別のパソコンを通じたルートを探してメッセージを伝達できる。「携帯型の臨時ネットワークは作れる」とピシェバ
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/feb/01/egypt-tunisia-revoltを和訳しました。 なぜアラブの革命精神を恐れるのか? チュニジアとエジプトにおける叛乱では、イスラム原理主義の姿をまったく見かけない。これは注目すべきことだ。民主主義というもっとも非宗教的な伝統にのっとって、エジプトの民衆は、抑圧的な体制や体制の腐敗、そして貧困に対して叛乱をおこしたのだ。そして、自由と経済的な見通しを求めたのである。「アラブ諸国にあっては真の民主主義的センスは少数のリベラルなエリートのみに存在し、それ以外の膨大な数の大衆は、宗教的原理主義か、さもなければナショナリズムによって動員されるだけである」という西洋のリベラル派が持つシニカルな知見は間違っていると証明されたのだ。しかし、大きな疑問は残る。次に何がおこるのか?政治的な勝利者と
【カイロ=黒沢潤】エジプトのスレイマン副大統領との対話を始めた穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は、今後も反政府デモを継続する姿勢を崩していない。政権との“駆け引き”のほか、政治が変革期に入る中で、政権側との距離の取り方を模索している面もありそうだ。エジプトに根を張る同胞団とは、どんな組織なのか。 同胞団は1928年、イスラム復興を目指す中学教師、ハサン・バンナーによって創設された。教育や医療、福祉などに力を注ぎ、40年代後半にはエジプト最大の政治結社に成長。52年の自由将校団クーデターに至る社会情勢を醸成したが、ナセル大統領への「暗殺未遂事件」を機に54年に非合法化された。 後継のサダト大統領は非合法のまま、政敵の左派に対抗させるため、同胞団の活動を事実上、解禁。ムバラク大統領も踏襲した。インテリや貧困層を中心に広く浸透しているとされ、2005年の人民議会(下院に相当)選では無所属
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