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差別と向き合うマンガたち 吉村和真・田中聡・表智之 著 ■四六判上製・250頁 品切 好評につき第2刷! ISBN 978-4-653-04013-2 メガネ男子や大食漢がヒーローになれないのは、なぜ? 歴史マンガの野蛮人が文明人へと変貌したのは、なぜ? マンガには、私たちの思想の〈型〉が反映されている。それはどのようにして生まれ、形作られ、再生産されてきたのだろうか? 「マンガを読むこと」によって刷り込まれてしまう常識や感性に、三人の論者が迫る! ●吉村和真(よしむら・かずま)/京都精華大学マンガ学部助教授。専攻は思想史・まんが研究。「マンガを読む」という行為が日常生活の一部に定着するまでの歴史と、そのことが人間の思想や価値観・感性に与える影響について研究中。 ●田中聡(たなか・さとし)/立命館大学・大阪樟蔭大学非常勤講師。専攻は日本古代史・日本史学史。「夷狄」「夷人」などと呼ばれた人々
食肉センター建設反対運動から部落差別の調査は始まった。調査拒否に真摯に向きあい,見えない差別に目を凝らし,深い沈黙に耳を澄ます。環境と差別の複雑な絡まりあいをときほぐし,〈構造的差別〉を支える規範の正体に迫る〈批判的ソシオグラフィ〉。 ◆書評 2009年12月19日、図書新聞、倉石一郎氏評 ◆環境と差別のクリティーク 目次 序章 〈見えないもの〉を書く技法――批判的分析としてのソシオグラフ 1 出来事の深みへ 2〈見えないもの〉へのアプローチ 3 理論のモデル化/脱モデル化の運動のなかへ 4 表象研究からヘゲモニー分析へ 第1章 〈対話〉としての環境調査 1 「住民参加」の諸相 2 アセスメントと「ヒルのいない川」 3 ホタルはいなくなったのか? 4 治水の二つの知 第2章 屠場建設問題と環境表象の生成-- 環境の定義と規範化の力 1 規範が生成する場所へ 2 生活環境主義の飛躍 3 規範
二〇〇五年以降、日本では「格差社会」が社会を描写する際のキーワードの一つとなっている。そのきっかけは、小泉政権の規制緩和政策が日本に格差社会をもたらしたのではないか、という批判だった。格差や下流といったテーマの本や論説が数多く出版され、国会でも格差社会に関する論戦が行われた。こうした状況を東京大学の岩井克人教授は、「格差論バブル」と呼んだ。実態以上に格差に関する議論が沸騰していた状況をみごとに言い表している。 『日本の不平等』という学術書を〇五年に出版した私は、その格差論バブルの当事者の一人だろう。私の本の主張は、日本の所得格差拡大の要因は高齢化だ、という一番わかりやすいところだけが広く伝わった。格差拡大そのものを否定する学者だと誤解されることも多い。本の副題が、「格差社会の幻想と未来」であったことも理由だろう。しかし、その副題は、日本が格差社会であることを否定したものではない。九〇年代ま
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