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筑摩書房 PR誌ちくま 2008年7月号 格差社会で損をしているのは誰か? 大竹文雄
二〇〇五年以降、日本では「格差社会」が社会を描写する際のキーワードの一つとなっている。そのきっか... 二〇〇五年以降、日本では「格差社会」が社会を描写する際のキーワードの一つとなっている。そのきっかけは、小泉政権の規制緩和政策が日本に格差社会をもたらしたのではないか、という批判だった。格差や下流といったテーマの本や論説が数多く出版され、国会でも格差社会に関する論戦が行われた。こうした状況を東京大学の岩井克人教授は、「格差論バブル」と呼んだ。実態以上に格差に関する議論が沸騰していた状況をみごとに言い表している。 『日本の不平等』という学術書を〇五年に出版した私は、その格差論バブルの当事者の一人だろう。私の本の主張は、日本の所得格差拡大の要因は高齢化だ、という一番わかりやすいところだけが広く伝わった。格差拡大そのものを否定する学者だと誤解されることも多い。本の副題が、「格差社会の幻想と未来」であったことも理由だろう。しかし、その副題は、日本が格差社会であることを否定したものではない。九〇年代ま
2009/02/05 リンク