ロシア出身の幕内露鵬(28)=大嶽部屋=と十両白露山=北の湖部屋=が尿検査で再び大麻に陽性反応が出た問題で、大嶽部屋の塩谷安男弁護士は7日夕、部屋の玄関前で会見し、陽性反応が出た検体とは別の検体であるB検体について、露鵬が6日の相撲協会での検査手続きを放棄していたことを明らかにした。また、8日午前に相撲協会の再発防止委員会へ質問状を提出し、処分が先行した場合には「法的措置も検討する」方針という。 ■写真■発覚の夜の露鵬と白露山 塩谷弁護士によれば、露鵬はB検体での検査手続きを拒否したことについて、「公正さと適切さに疑問を欠く検査を繰り返しても意味がない」と説明しているという。8日に提出する質問状では、露鵬が自分の意志で大麻を吸引したことを立証できるのかなどについて、協会の見解を問いただす。 大嶽親方はこの日午前、朝げいこ後に近くの北の湖部屋を訪問。帰り際に報道陣から「露鵬関が大麻を吸