民主党の鳩山由紀夫代表は20日、神奈川県相模原市で街頭演説し、同党の政策は財源面の裏付けが不明確と与党が批判していることについて「自民党政権が続いているからお金が足りなくなる。官僚にコントロールされて、みんな大事な予算だと思わされてしまっているからだ」と述べ、歳出の無駄を徹底的に排除することで財源捻出(ねんしゅつ)は可能と反論した。 鳩山氏は「官僚任せの政治ではなく、優先順位の高い政策から世に出す。そんな世の中をつくるために大きな手術が必要だ」と述べ、衆院選での政権交代に向けて支持を訴えた。 【関連ニュース】 ・ 〔特集〕衆院解散、総選挙へ ・ 〔特集〕混迷政局2009 ・ 「普天間」見直し、優先度高い=民主党の岡田氏 ・ 基地問題、沖縄の意向重視=鳩山代表 ・ 衆院選の勝敗ライン言及「まだ早過ぎる」=岡田民主幹事長